試合を観てて、最近流行らないなと思うこと。

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Pattaya Openから戻ってきました。 試合を観ててつくずくそれって流行らないなと感じることがありました。

それは遅延プレー。むやみに主審にイチャモンつけたり、自分の打ったボールが明らかにフォルト、アウトなのにエースを取ったようなアクションをする、また相手のボールがインなのに「今のはアウトだった」などといちいち主審にイチャモンをつける選手がいます。それが自分のプレースタイルでさえあると勘違いしている選手もいたりします。

これに対して、WTAはこの行為を続けるならば、遅延プレーとして処罰を与えるべきではないかと思ってしまいます。なんせ試合がスムーズに進まないです。スムーズに進まない試合を観ても退屈の一言です。今年に入ってオーストラリアオープンでも、すぐにタイムバイオレーションを取られるようになったと聞いています。

僕の時代には「主審に対しての牽制」だなんだと言われていました、今の時代本当に流行りません。いやもしかするとその当時でさえもダサイと思われていたのかもしれません。

また全日本ジュニアなどでは、故意的に時間稼ぎさせたり、相手サーブのフォルトのボールをどかす際にわざと時間をかけ歩かせてダブルフォルトを誘う、などの遅延プレーを助長する指導者もいたりします。これもすでに時代にマッチしないのでやめたさせた方が良いです。

僕自信にあてはめても、試合が劣勢でトイレに行き形勢を逆転し勝ったことがあります。(その時は大の便もついでにしたのですが、)目的としては流れを変えたかったことなので、こんなことして勝ってなんになるのと、まったく先に繋がらない勝利であったと自分のことながら思ってしまいます。

これもインターネット時代の影響なのでしょうか。

プレイングアグリーでの勝利はわかった。では次から美しく勝つため、両者が納得して握手して終わるためにはどのようなプレーをしなければならないかを考える時代であると思います。

もし自分の生徒が「全打席バントで勝負を勝ち取る!」などと言っても僕はこのようなプレーは決して認めません。新聞などで問題定義にあがる以前にインターナルで解決するべきであると思います。


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