Japan-Open4

本日の結果

国枝選手６０・６２　ジェレミアス（FRA：世界ランキング６位)

昨日の厳しい内容の試合を勝ちきり、自信がつき始めた状況で、「ロンドン」のターゲットとなっている選手との対戦は、国枝選手の完勝でした。

昨日の内容を踏まえ、試合前のミーティングは時間をかけて行いました。

年初のオーストラリアでは、確か３週連続「優勝」している相手だけあって、上り調子のジェレミアス選手は２００２から２００３年にかけての世界No1選手です。

彼を追い越すために、今では国枝選手の代名詞でもある、「バックハンドトップスピン」の猛練習を行い、身につけたと言っても過言ではありません。

「過去対戦での注意点」と「現状自分ができること」を踏まえながら作戦を立て、どんなことがあってもやり抜くことを目的として、試合に望んだ結果、

1Set目の内容は、5ポイントを落としただけの完璧な戦いでした。相手になにもさせず、とにかく先手必勝のパターンで、全29ポイントを一気に終わらせました。

2Set目は、流石に相手も奮起してきました。2-0まで進んだところで、40‐15からゲームを落としました。

明らかに「早くポイントが欲しくなり、急ぎ過ぎ」で、過剰なペースとなってしまいました。

そこで、恵みの「雨での中断」これは、この試合のキーポイントでもあります。

5分程度でしたが、一旦コートから離れることができ、改めて気持ちを入れ替えることができ、1Set目のようには行きませんでしたが、要所を締めて62で勝利しました。

だいぶ、試合勘が戻ってきたように思います。

明日も、データと実践の「融合」で、自信をつけていける内容にしたいと思います。