ヤンコビッチのバックハンドパワーを出すためには左手をもっと使おう。
そのコツを、2008年全米オープン準優勝のエレナ・ヤンコビッチに学ぶ。細い体から生み出される力強いショットの秘訣は、効率のいい身体の使い方に隠されている。
解説は、元デビスカップ日本代表、日本ナショナルチームコーチ谷澤英彦プロ

ヤンコビッチの左手を上手く使ったバックハンド[2010全豪オープン]

ヤンコビッチのバックハンド ヤンコビッチのバックハンド ヤンコビッチのバックハンド ヤンコビッチのバックハンド
Check! 力を溜めたテークバック
①パワーを出すためにラケットヘッドを立ててテイクバックしている。この時、左手首を起こす感じで立てると面が安定して、力を伝えやすくなる。
①~④両膝をしっかり曲げ、しゃがみ込むように重心を落とす。両足均等に体重をかけているように見えるが、左足(写真では後ろ足)により体重がかかっている。
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Check! 身体のひねり
⑤~⑧右肩の上にあごがくるまで肩をひねっている。十分に身体を入れているのがわかる。
⑧テークバックの完成。遅れずにボールを強く叩ける準備が整っている。
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Check! 軸を意識したスイング
⑨~⑫フォーワードスイング(テークバックしたラケットを前方に振ること)が、ひねりで蓄えたパワーをボールに全てぶつけていくようなスイングをしている。軸を意識しているので、頭がブレていない。
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Check! 左手を使ったフォロースルー
⑬~⑯インパクトに続き、フォロースルー(打球後のラケットの動き)でもかなり左手を使い、ボールを押し出すようにしているのがわかる。ヤンコビッチならではのテクニックである。

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テクニック解説

谷澤英彦元デビスカップ日本代表、日本ナショナルチームコーチ谷澤英彦プロ
写真撮影:Akio Matsumoto

撮影はCASIO HIGH SPEED EXILIMスイング分析できるデジカメ登場!