ロジャー・フェデラーゆったりとした体の使い方からボールを潰すように捕らえたフォアハンド
そのコツを4大大会での優勝回数、最多の16回(記録更新中)を誇る王者、ロジャー・フェデラーから学ぶ。ゆったりとしたスイングだが、インパクトではボールを潰(つぶ)すほどのヘッドスピードを上げている。その秘密は体の使い方にある!?
解説は、元デビスカップ日本代表、日本ナショナルチームコーチ谷澤英彦プロ

フェデラーのゆったりとした体の使い方からボールを潰すように捕らえたフォアハンド[全仏オープン2010]

ロジャー・フェデラー ロジャー・フェデラー ロジャー・フェデラー ロジャー・フェデラー
Check! 上半身のローテーション
①~③足よりも左肩の方が先に動いていることからローテーションの順番は上半身からということがわかる。
④ここでやっと足が動く。
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Check! グリップエンドからのスイング
⑤セット(準備)の完了。ボールに対して十分に間があり、ラケットを振り切るスペースが確保されている。
⑥~⑩グリップがそれほど厚くないということもあり、右の肘は伸びた状態でスイング。肩を支点に9で一度ラケットがダウンスイングとなり、グリップエンドから出て行くようなイメージ。それから⑩でリストを使い始める。
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Check! 肘の位置
⑪リストを使い、ヘッドスピードが高まったところでインパクトしている。
⑫、⑬更にリストを使い続けヘッドを行けるところまで使う。肘(ひじ)は高く上げない方がヘッドスピードは上がる。
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Check! 上半身と下半身の関係
⑭~⑯フォロースルーは低い位置でフィニッシュ。打つというよりもボールを潰し、引っ叩(ぱた)くイメージ。打球後もひねりを意識して右肩はあごの下にくるほど回転しているが、腰から下はそれほど前を向いていない。

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テクニック解説

谷澤英彦元デビスカップ日本代表、日本ナショナルチームコーチ谷澤英彦プロ
写真撮影:Hiroshi Sato

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