1ポイントの怖さ

 Japan Open  1回戦 愛ちゃんJidkova(RUS)に 6-1,7-6(5)で勝ち2回戦進出。この試合 6-1,5-1 とリードし、サービスダウン後 5-2 相手サーブ 30-40 でマッチポイントがくる。愛ちゃん のネットプレーで相手はたまらずロブ。終わったかに思えたがスマッシュはネットテープに当たりデュース。何とそこから 5-5、 まで追い付かれ 6-6 のタイブレーク・・・。6-1,5-1 までは完全に 愛ちゃん のペースでゲームは進んでいた。相手は早い展開に付いてこれない状態。しかし、あのスマッシュミスから流れがガラリと変わった。相手はペースを遅くし何とかミスを減らしてくる。愛ちゃん は力みが出てボールに勢いがなくなった。前半の「貯金」が効いてストレート勝ちすることができた。
昨日 藤原里華1-6,0-5 から何と7ゲーム連取でセカンドを取ると相手は故障でリタイヤ。テニスは満塁ホームランのないスポーツ。マッチポイントさえ取られなければ大逆転も可能だ。1ポイントの怖さを改めて痛感させられた。
あゆみ の1回戦の相手は、中国で WTAツアー優勝し、ランキングを28位まで上げてきた18歳の M.Kirilenko(RUS)。どこまでできるか楽しみな試合だった。結果は 4-6,4-6 惜敗だった。
試合開始から両者の鋭いストローク合戦。Kirilenko はスライスを混ぜたり、ドロップショットで あゆみ を揺さぶってきた。サーブ力、レシーブ力で Kirilenko が上回っていたが、ベースラインからの展開は五分五分だ。正直ここまで良い試合ができるとは思っていなかった。あゆみ も「思ってたより良かった。チャンスはあった」と頼もしいコメント。結果は1回戦負けだが、それ以上の実力を身に付け、自信を持てたことだろう。来週は大阪でのワールドスーパージュニアに出場する。

寺地貴弘 は怪我の為半年ツアーを離れていた。7月からリハビリを始めハードワークをこなしてきたという。その成果が現れ、復帰戦を見事勝利で飾った。
鈴木貴男 はビッグサーバーの W.Arthurs(AUS)にファイナルタイブレークで惜しくも敗れた。
予選を勝ち上がった 添田豪 は2年前のチャンピオンで一時はランキング5位まで上がった R.Schuettler(GER)に 4-6,6-4,2-6 で敗れたが、確実に実力を付けてきた。
今後が楽しみだ。


今日はプレーヤーズパーティーが行われた。しかし、同時に会場ではデ杯チームの 本村、鈴木 の試合が行われている。大会関係者、協会、スポンサーの方々はもちろんパーティーに出席。彼らの試合は見せなくてもいいのだろうか・・・。


Japan Open Party


 


 


写真はパーティー会場で


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コメント

  1. いはらblog さん : 2005.10.05

    寺チンvsパラドン

    AIGジャパンオープンテニス2005 塚越さんのblogでオーダー・オブ・プレー

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