錦織圭が昨年に続き4回戦へ進出16強となった。

「第16シードでベスト16はいい意味で舞い上がっていない。」
実力のバロメーター、ランキング制度によりシードされたら、シードを守り勝ち上がっていくのは勝負の世界で生きているプロフェショナルとしては当然の事だ。
錦織圭は気負いもなくそう自然と言葉にした。

プロテニスプレイヤーとしての風格も出てきた錦織圭。
オーストラリアン・オープンで3年連続3回戦に進出し16強を決めた貫禄を感じさせる試合の詳細をお届けしよう。

1/18(金)全豪オープン DAY05

今日は昨日の灼熱の39度と違い強風が吹き荒れる天気となった。
半袖では寒さを感じるほどだ。

<男子3回戦>
○16)錦織圭 7-6(3) 6-2 6-3 ●E.DONSKOY(RUS)

「相手は調子が良く、レベルがアップしてくるので、ここからが本当の勝負。
自分もレベルを上げていきたい」。と試合前に語っていた錦織。
ここまで勝ち上がってきた選手にラッキーはいない。強い。

ドンスコイも第23シードのユーズニーを 3-6 7-6(4) 6-2 3-6 6-3 とファイナル・セットの末にで破ってきている。

二人のデーター比較
ドンスコイは82位、22歳、185cm
初めての対戦だ。

気を緩めずに戦え!頼むぞ!
コート2の第4試合。しかし、風がすごく吹いている。
見ている方も曇ると寒くアップを着ないといけない。日差しが出ると痛いほど暑い。

ドンスコイのゲームで始まる。
いきなり錦織のバックダウンザラインウィナーで始まる。
が、風でリターンが合わず、キープされる。

錦織の第2ゲーム、風を気にしている様子が伺える。
2つのブレーク・ポイントを握られるが、ファーストで何とかしのぐ。(1-1)

ドンスコイの第3ゲーム、
錦織の回り込みフォアダウンザラインウィナー。
ここに打つのに風は関係ない~!
30-40のブレークチャンス。
ここで錦織のバックリターンミス。

ここまで得意のバックのミスが目立つなあ~!
200キロのサービスセンターエース。キープされた。

3-3、ドンスコイの第7ゲーム、
錦織のバックドロップショットからフォアボレーウィナー。
いろんなことをやるが、リターンが返せない。
ドンスコイはキープ。

錦織の第8ゲーム、
錦織のバックダウンザラインからフォアダウンザラインウィナー。
久しぶりに来た~!お互いにこの風で自分の思う通りにプレーできない様子。
それでもラブゲームキープで4-4。

ドンスコイの第9ゲーム、
錦織のバックダウンザラインウィナー。
ブレーク・ポイント。
しかし、フラットのサービスワイドが来る。

ネットには出てこないが、しっかりとしたサービスとストロークを持っているドンスコイだ。

6-6のタイブレークに

錦織のバックアプローチからボレー&スマッシュエースで1-1.
先にネットに出ようとするのがやはり相手にとってプレッシャーになる。

錦織の回り込みフォアダウンザラインウィナーで3-1とリード。
かなり後ろからもプレッシャーをかける。

190キロサービスセンターエース。5-2リード。

5-3で何故かドンスコイのバックがオンラインだったが、ラインズマンが「アウト!」とつい声を出してしまっていた。
主審はオーバールール。
ラインズマンのコールが邪魔したと、錦織がしっかりと抗議、やり直しになる。ラッキー!

やり直しのプレー、ドンスコイはフォアミスし、錦織は6-3とセットポイント。
最後はサービスワイドへ打ち込む。

7-3で錦織が先取。
2回戦に続き、タイブレークは強いなあ~!

ここで左足首かな?トレーナーにガッチリテーピング巻いているよ!

え~!?大丈夫だろうか?

第2セット

ドンスコイの第2ゲーム、
錦織の3つのフォアウィナーで30-40とブレーク・ポイント。

ここで錦織のバッククロスからフォア逆クロスドライブボレーウィナー。
サッとギアを一段上げて攻めていく。ポイントをもぎ取りに行く感じがすごくいい。
トップ選手がよくやる技術、やり方だ!2-0とブレークアップ。

187キロサービスワイドエース。アングルにフラットだ!
ビッグサーバーに転身か?
3-0キープ。

5-2でドンスコイの第8ゲーム、
15-40で錦織のバック逆クロスリターンエース。

自分でも入ったか?わからない様子だったが。
6-2でこのセットも奪う。いいぞ~!

第3セット

第2ゲームを早々とブレークして、2-0そして3-1とするが、
錦織の第5ゲーム、4回のジュース。
ドンスコイの開き直ったボールが深くなってきた。

錦織のバックダウンザラインがネットミス。
ブレークバックされる。(錦織3-2)

4-3でドンスコイの第8ゲーム、
0-30で錦織はバッククロスヒットしてからフォア逆クロスウィナー。
ツォンガらトップの選手と一緒。自分からハードヒットして組み立てで取りに行く。

0-40で錦織のバッククロスウィナー。
180キロ以上は出ているんじゃないか?というようなものすごいスピードボールだ!
こんなのを食らった日には寝るしかない。(ブレーク、錦織5-3とリード)

2つ目のマッチポイント。
最後はサービスワイド。バックリターンがアウト。

6-3で勝利!

すごいぞ!圭!軽く余裕があり~の!4回戦へ。

膝などの調子が心配だが、プレーだけなら昨年よりも数倍安定している。

「今日も難しい一戦だった。
第1セットをタイブレークで取れたことでいい流れになった。」

「理想は1ブレークしてタイブレークにまでいかないで勝つのがベスト。
タイブレークが続いているけど、相手の流れを見て、ギアを上げるということを経験でわかった。
自分のレベルをキープできたことが勝因。」

8強入りをかけて第4シードの フェレール と20日(日)に対戦する。
「フェレールは先週優勝しているし、ツアーで一番粘り強い選手の一人。
勝つのは簡単ではないが、過去に何回か勝っているので頑張る。」
対戦成績 錦織 2-1 フェレール

「ここまで来るとは膝のこともあるし、正直思っていなかった。
どこまでやれるかわからない。
先のことは考えずに一戦一戦目先のことだけを頑張っていきたい。」

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 23歳

18日はクルム伊達公子のダブルスも行われ、クルム伊達公子組が第2シードでロンドン・オリンピックの銀メダル組を破り16強となった。
19日(土)はクルム伊達公子、森田あゆみのシングルス3回戦が行われる。
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
メルボルン現地時刻(時差は+2時間)

大会データー:
2013オーストラリアン・オープン
会場:メルボルンパーク
メルボルン現地時刻(時差は+2時間)
期間:1/14 – 1/27, 2013

<男子4回戦>
16)錦織圭 vs 4)フェレール

<3回戦>
○16)錦織圭 7-6(3) 6-2 6-3 ●E.DONSKOY(RUS)

<2回戦>
○16)錦織圭 7-6(7) 6-4 6-1 ●C. BERLOCQ(ARG)
○28)M.バグダディス(CYP) 3-6 6-3 6-2 6-2 ●伊藤竜馬
○7)ソンガ(FRA) 63 76(1) 63 ●添田豪

<1回戦>
○16)錦織圭 6-7(5) 6-3 6-1 6-3 ●V. HANESCU(ROU)
○伊藤竜馬 6-4 6-4 3-6 0-6 7-5 ●J. MILLMAN(AUS)
○添田豪 6-7(4) 6-3 6-2 6-3 ●L. SAVILLE(AUS)
男子ドロー
男子予選ドロー

(テニスジャパン 森下 泰 & 塚越 亘 CanonEos7D)