イカイ(テニス)
神奈川県横浜市にある横浜国際プールで、2月15日から17日まで全国実業団の頂点を決める大会、第27回テニス日本リーグの決勝トーナメントが行われた。最終日の17日は、男子、女子の決勝と3位決定戦が行われた。

男子決勝では、イカイがエキスパートパワーシズオカに2-1で勝利し優勝(対戦は2シングルス1ダブルスの合計3試合)。創部から8年目で、念願のタイトルを手にした。

また今大会からイカイに加入した片山翔(23歳)は、決勝リーグと決勝トーナメントの通算戦績が8勝1敗でチームの優勝に大きく貢献し、新人賞と男子最高殊勲選手賞の2つの賞を受賞。23歳が華々しい日本リーグデビューを飾った。

3位決定戦では前年度王者のライフ・エヌ・ピーがリビックを2-1で下した。

以下、第27回テニス日本リーグ男子優勝のイカイチームのコメント

吉備雄也
「個人的には決勝トーナメントに出れずに悔しい思いもあるけれど、チームが勝って嬉しい」

古川隼士
「現役を退いていたのですが、こうしてチームに所属するチャンスを得て、勝つことが出来て嬉しい

真田智
「監督を兼任していて、一時はメンバーをどうしようかと思った時もあった。チームの言葉が英語になった時もあった。毎年、日本リーグに勝てるチームにしてくれている伊海社長に感謝している。連覇を狙う」

鈴木貴男
「勝つためにこのチームに呼ばれた。この日本リーグだから本村剛一とダブルスを組めたり、ほかの大会ではできない経験をできた。今年は片山とジミーが入ってくれて、シングルスに入らなくても良いチームだった。これからも一人の選手として頑張りたい」

本村剛一
「このようなチャンスをくれた伊海社長に感謝しています。ツアーに戻るつもりはないけれど、引退して2年が経ち、日常の中に刺激が欲しかったときにイカイに入れてくれた。昨年はあと一歩で悔しい思いをしていた。良いチームだとは思うが、今年の出場選手だとキツいと思っていましたが優勝できました」

片山翔
「決勝トーナメントの3日間は緊張した試合になった。金曜はあと2ポイントで負けるところまで追いつめられて、土曜日もリードされていた。厳しい状況でもみんなのサポートで踏ん張ることができた。今日の決勝は固くなったところはあったけど、勝てて良かった」

第27回 テニス日本リーグ 決勝トーナメント

男子 決勝

○イカイ 2-1 ●エキスパートパワーシズオカ

男子 3位決定戦

○ライフ・エヌ・ピー 2-1 リビック

男子 準決勝

○イカイ 2-1 ●ライフ・エヌ・ピー
○エキスパートパワーシズオカ 2-1 ●リビック

男子 5位、6位決定戦

○三菱電機 2-1 ●リコー

男子 準々決勝

○イカイ 2-1 ●三菱電機
○エキスパートパワーシズオカ 3-0 ●リコー

◆テニス日本リーグオフィシャルサイト
こちら

※写真は、第27回テニス日本リーグ男子優勝のイカイ