フェドカップ(テニス)4月20日から21日まで、スペイン、バルセロナにあるレアルクラブ・デ・ポロにて、フェドカップ(国別対抗戦)のワールドグループ・プレーオフ、日本対スペイン戦が開催される。2日、ワールドグループ残留をかけた戦いの日本代表メンバーが発表された。

代表メンバーは、シングルス世界ランク50位の森田あゆみ(23歳)、同86位の土居美咲(21歳)、同156位の奈良くるみ(21歳)、同276位の青山修子(25歳)が選出された。

青山はダブルスの世界ランキングがクルム伊達公子の51位に次ぐ、59位にランクインしており、今年2月に開催されたマレーシア・オープンのダブルスで、自身2度目となるWTAツアータイトルを獲得しており、ダブルスでの活躍が期待され選出された。

村上武資監督は「今回のプレーオフはレッドクレーということで我々にとって非常に厳しいサーフェスですが、チーム一丸となって戦い、何とかワールドグループ1部残留を目指して戦っていきたい」と抱負を述べた。

また伊達がメンバーから外れ、青山がメンバー入りした理由について「自分自身、いつまで伊達に頼るんだろうという思いと、世代交代ということをここ数年ずっと考えていた。

その中で前回のロシア戦での森田の大活躍を見て、世代交代の時期が来たかと私自身判断した。

青山はここ数年ダブルスを中心に活躍をしている。今年2月に開催されたマレーシア・オープンで優勝し、全豪オープンでも勝利している。彼女のダブルスにおける能力というのは非常に高い。やはりフェドカップでは必ずダブルスでキーになる選手が必要になるので、彼女を選出した。青山には日本のダブルスの中心選手になってほしい」と青山に対する期待を語った。

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※写真は、フェドカップ日本代表監督の村上武資