4月6日(土)デ杯日本対韓国戦、初日日本が2勝し王手のかかったダブルスが行われた。
第1セット、5-1とリードできそうな展開だったが、そこのサーブを落とすとそこから展開がガラリと変る。第3セットも4-2とリードしたものの、日本はまさかのストレートで敗れてしまった。
試合は明日の最終日、NO.1同士の戦い、添田豪対鄭石英、それでも決まらないとNO.2同士、伊藤竜馬対趙ミンヒョクの戦いに託された。

ダブルス
●守屋宏紀/内山靖崇 5-7 1-6 4-6 ○南智惺/林勇圭

王手をかけた日本、2日目のダブルスで昨日3時間50分をかけて勝利した添田豪に代わり守屋宏紀を投入した。
守屋にとっては今回の韓国戦が初代表となると共にデビュー戦になった。

最初の韓国のサーブをブレークした日本、幸先の良いスタートと思われたが、内山はサーブを落とす。
珍しくサービス・ダウンが3ゲーム続くが、守屋がしっかりとサーブをキープする。(3-1)

韓国のサーブをブレークして4-1、内山のサーブ、
何度もチャンスがありながらも、何度も続いたジュースの末にサーブを落とす。
日本4-2だが、ここは意地でもキープして5-1として欲しかった。
このサービス・ダウンが試合を大きく左右する

4-3、守屋の大事なサービス・ゲーム、
宏紀は最初のファーストサーブをTへ入れてポイント先行する守屋、ここでしっかりとファーストサーブを入れるところは素晴らしい。
15でキープ、5-3とした。偉い守屋宏紀!

3-5、韓国のサーブで日本はジュースの時に2度セットポイントがあったが、韓国は5回目のジュース後にキープする。(日本5-4)

5-4、内山のサーブ、15-40、守屋のボレーで30-40、韓国のミスでジュースになる。
Tへナイスサーブで3度目のセットポイントを掴むが、ナイスリターンを決められジュース。
バックのクロスを決められて、ブレーク・ポイント、
内山はなんとここでダブルフォルト!日本はサーブを落とし5-5となってしまった。

韓国はジュース後にキープする。とうとう韓国が6-5とリード。

30-30、リターンが変化したか?内山がボレーをミス、韓国のセットポイントが。
しかし守屋はジュース後にキープする。
2度目のセットポイント、韓国がボレーを決めた!
なんと韓国が第1セットを取った。
日本が簡単に取ると思われた第1セットだったが。

第2セット

第2ゲーム、内山のサーブをブレークされる。韓国キープ3-0となる。

4回目のジュース、日本3度ブレーク・チャンスがあったが、韓国はキープ、4-1とする。
内山の第6ゲーム、何度もゲームポイントがあるが、ジューズ後にサーブをダウン、内山はまだ1度もサーブがキープできない。
ダブルスでは重症だ。(日本1-5)

第2セットは1-6で日本は落とす。

第3セット

守屋の最初のサーブを落として始まる。しかしすぐに韓国のサーブをブレーク・バック、1-1。

内山が初めてサーブをキープすると日本のムードが変り始めた。

4-2、内山のサーブ、やや高めのボレーをロングにしてしまい、サービス・ダウンする。残念!

バックのダウン・ザ・ラインのリターン・エースを決められて日本4-5

5-4、韓国のサービィング・フォア・ザ・マッチ、30-40から
ブレーク・ポイントとマッチ・ポイントが左右する。
なんとジュースの回数は7度、日本は4度のブレーク・チャンスがあったが、韓国は4度目のマッチ・ポイントを遂に決めた。

勝利の瞬間 韓国ダブルスチーム

デ杯 アジアオセアニアゾーンⅠ
日本対韓国
有明コロシアム
ライブスコア

4月5日(金)シングルス
第1試合 ○伊藤竜馬 61 64 64 ●鄭石英
第2試合 ○添田豪 57 26 64 64 62 ●趙ミンヒョク

4月6日(土)ダブルス
●守屋宏紀/内山靖崇 5-7 1-6 4-6 ○南智惺/林勇圭

4月7日(日)シングルス
第1試合 添田 豪 vs 鄭石英
第2試合 伊藤竜馬 vs 趙ミンヒョク

日本チーム データー
韓国チーム データー
日本対韓国対戦成績 10勝4敗

これに勝つと9月13日から15日、ワールドグループ・プレー・オフを戦う事になる。

頑張れ日本チーム!

(記事 塚越 亘 写真 鯉沼宣之 テニスジャパン