伊藤竜馬(テニス)
7日、東京都江東区の有明コロシアムで、デビスカップ(国別対抗戦)のアジア/オセアニアゾーングループI、2回戦、日本対韓国戦が行われ、最終日のシングルスで、世界ランク101位の伊藤竜馬(24歳)は、同742位のチョ・ミンヒョク(26歳)と対戦し、6-3、6-3、6-0で快勝。伊藤の勝利で、日本の3勝となり日本代表が韓国代表に勝利を決めた。

試合は1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合が行われ、3勝したチームが勝利国となる。

5日に行われたシングルス2試合は伊藤竜馬(24歳)と添田が共に勝利しており、6日のダブルスで守屋宏紀(22歳)/内山靖崇(20歳)組が敗退。最終日7日の添田が敗れ、2勝2敗と並んでおり、伊藤の勝利で日本代表は勝利を決めた。

アジア/オセアニアゾーングループI、2回戦を突破した日本は、9月に行われるワールドグループ入れ替え戦に進出する。

試合後、日本代表選手がワールドグループ入れ替え戦に向け抱負を述べた。

以下、試合後の日本代表のコメント

添田「色々と言うよりは、シンプルに勝ちたいです」

伊藤「9月まで時間があるので、それまでに自分の実力とランキングを上げて、チームに貢献できるようなプレーをしたい。どの国と対戦しても良いパフォーマンスができるように準備したい」

内山「9月までまだ時間があるので、とにかく自分の実力を上げて、まずは代表に入れるチャンスを自分の中で作っていきたいと思う」

守屋「初めての代表戦で勝負がかかった場面で使っていただいて監督には感謝している。また9月に向けて代表に選ばれるようにというのもモチベーションの一つ。シングルスでも使っていただけるように自分を磨いていきたい」

アジア/オセアニアゾーングループI、2回戦

日本 対 韓国

■4月5日(金)
・第1試合 シングルス
伊藤竜馬 6-1 6-4 6-4 ●チョン・ソクヨン

・第2試合 シングルス
添田豪 5-7 2-6 6-4 6-4 6-2 ●チョ・ミンヒョク

■4月6日(土)
・第1試合 ダブルス
守屋宏紀内山靖崇 5-7 1-6 4-6 ○ナム・ジソン/イム・ヨンギュ

■4月7日(日)
・第1試合 シングルス
添田豪 7-5 6-7(5) 4-6 3-6 ○イム・ヨンギュ

・第2試合 シングルス
伊藤竜馬 6-3 6-3 6-0 ●チョ・ミンヒョク

※写真はデビスカップ最終日のシングルスで韓国代表のチョ・ミンヒョクに勝利をおさめた伊藤竜馬