HPオープン、クルム伊達(テニス)
17日、東京都の岸記念体育館でWTA世界ツアー大会、HPオープン2013の大会概要が発表された。

当大会は2009年に第1回大会が開催され、今年で5年目を迎える。WTAツアーの中ではインターナショナルに位置づけられ、毎年世界中から強豪が集い、熱い戦いを繰り広げている。

記者発表には、HPのスポンサード選手であり大会出場を予定しているクルム伊達公子(42歳)も出席。クルム伊達は、当大会で2010年大会でシングルスで準優勝、2011年大会でダブルス優勝、2012年にダブルスで準優勝と輝かしい成績を残している。

クルム伊達は「この大会も5年目ということで、私自身も5回目の出場となる。ここ3年はシングルス、ダブルスでのどちらかで決勝に進出できているというのは私自身すごくうれしい。私自身、毎年思い出深い大会になっている。今年も同じような結果を残したいが、そう甘い世界ではない。簡単ではないと思うが、今年も大会最終日まで勝ち進み、関西のテニスファンの方たちに、1日でも長くコートに立っている姿を見ていただけるようにしたい」と大会への想いを語った。

また昨年、ベスト4に進出した同89位の土居美咲(21歳)からビデオレターが寄せられ、土居は「昨年はベスト4まで勝ち進むことができ、その結果をきっかけにトップ100に入ることができた。今年も昨年以上の結果を残したい」と語った。

今年も会場では、ジュニアテニスクリック、テニスフェスタ、ターゲットビンゴテニス、トークショー、play&stayなど、さまざまなイベントが実施される予定となっている。

当大会での昨年度のシングルス優勝者は、世界ランク39位のヘザー・ワトソン(20歳、英国)。

今年は、現段階で同9位のサマンサ・ストーサー(29歳、オーストラリア)、同14位のマリオン・バルトリ(28歳、フランス)が出場を予定している。

写真は左から大阪府テニス協会会長 畠中健二氏、クルム伊達公子、日本テニス協会 専務理事 内山勝氏、日本ヒューレット・パッカード株式会社 執行役員 平松進也氏、大会アドバイザー 米村知子