男子テニスツアーのバルセロナ・オープンで、錦織圭がまたしても快挙を達成しました。2002年にガストン・ガウディオ(アルゼンチン)が優勝して以来、地元スペイン勢がトロフィーを独占してきた今大会で、錦織が決勝でサンティアゴ・ジラルドを6-2、6-2のストレートで破り、見事にタイトルを手に入れました。

まずは、錦織の喜びのインタビューをご覧ください。

-この素晴らしい優勝の感想は?
錦織「とても良い気分です。ジラルド相手にストレートで勝利し、この大会で優勝するのは簡単ではありません。とても満足しています」

-これがヨーロッパで初めて、クレーコートで初めてのタイトルです。
錦織「今大会で優勝できて、少し驚いています。特に、クレーコートでは初めてのことですから。だけど、良いプレーをしていますし、自信もありました。(このタイトルは)これからのキャリアの助けになってくれると思います」

-序盤の劣勢から、どうやって立ち直りましたか?
「最初0-2となった時は少し不安でしたし、緊張もしていました。だけど、試合が進むにつれてプレーも良くなり、コートの中に入っていけるようになりました」

-今大会の伝統だけど、チャンピオンはプールに飛び込むことになっていますが、やりますか?
「もちろん!」

そして決勝では、こんなスーパーショットも決めています。

右に左、前に後ろにとボールを追いかけ、最後はバックハンドを一閃!この優勝で世界ランキングも一気に12位にジャンプアップし、念願のトップ10入りが見えてきた錦織。これからクレーシーズンが楽しみですね!