3日、テニスのグランドスラムである全米オープンは大会9日目にトップハーフの男子シングルス4回戦4試合が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(26歳、セルビア)をはじめ、第3シードのアンディ・マリー(26歳、英国)らが勝利、前日にボトムハーフの4回戦を勝ち上がった4人に加えて、ついにベスト8が出揃った。

「キャリア最高の試合の一つ」とコメントしたように、この日のジョコビッチはマルセル・グラノジェルス(27歳、スペイン)を終始圧倒、6-3、6-0、6-0で勝利した。

第1セット3-3から15ゲームを連取、自ら「完璧」と形容するほどのプレーでベスト8進出を決めたジョコビッチは、準々決勝で第21シードのミハイル・ユージニー(31歳、ロシア)と対戦する。ユージニーはこの日、レイトン・ヒューイットとの激戦を6-3、3-6、6-7(3)、6-4、7-5 で制している。

初めてディフェンディング・チャンピオンとして今大会に臨んでいる第3シードのマリーは、デニス・イストミンに第1セットを先制されるも、6-7(5)、6-1、6-4、6-4の逆転で勝利している。

タイトル防衛について「大会が始まってしまえば、大きな違いはない」と言い切るマリーは、準々決勝で第9シードのスタニスラス・ワウリンカ(28歳、スイス)と対戦する。ワウリンカは第9シードのトマーシュ・ベルディハ(27歳、チェコ)を3-6、6-1、7-6(6)、6-2で破っている。

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