8日、テニスのグランドスラムである全米オープンは車いすテニス部門の男子シングルス決勝が行われ、第1シードの国枝慎吾(29歳)は第2シードのステファン・ウデ(42歳、フランス)に2-6、4-6のストレートで敗れ、準優勝に終わった。

現在の車いすテニス界において、3位以下を大きく突き放している世界ランク1位と2位の対戦。両者がグランドスラムのシングルス決勝で対戦するのは、今年3度目。ウィンブルドンでは車いすテニスのシングルスは行われないので、今年のグランドスラムは実質的にこの2人でタイトルの独占となった。

今年のメジャー決勝では、全豪オープンで国枝、全仏オープンではウデが勝利している。また国枝にとっては全仏のリベンジと全米4連覇の偉業達成がかかった試合となった。

今大会の前哨戦の決勝でも両者は対戦しており、その時は国枝がフルセットで勝利していたが、この日は試合序盤からウデがブレークに成功するなど主導権を握り、あっさりと第1セットを先取する。2011年の決勝でも2人は対戦しており、その時はファーストセットを落とした国枝が逆転で勝利していた。しかしこの日は第2セットに入っても試合の流れは変わらず、82分でウデが勝利した。

今大会ではともにダブルスのペアとしても出場していた国枝とウデ。ダブルス準決勝で敗れた後には「どうしても勝ちたい」とシングルスでのタイトルを渇望していた王者・国枝だったが、最大のライバルの後塵を拝することとなった。

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※写真は、車いすテニス部門の男子シングルスで準優勝となった国枝(右)と優勝したウデ(左)
写真/佐藤ひろし