ペルーのリマにて開催されているITF男子テニス・フューチャーズ大会Peru F2 Futures(クレー)。4日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク760位、牧口流星(22歳)は同ランク631位、第8シードのJuan-Pablo AMADO(27歳、アルゼンチン)に6-2、7-5で勝利し準々決勝進出を果たした。

牧口は今大会、アルゼンチンのフューチャーズに続いての今年2度目の準決勝進出となった。日本語がまだ話せないボリビア生まれ世界ランク自己最高607位、父が金沢生まれの日本人、母はボリビア人であり、14歳からアルゼンチンにてナルバンディアンの元コーチの下でトレーニングしてきた選手。日本選手権では2回戦で江原弘泰(21歳)に敗退しているが、昨年はボリビアのフューチャーズ大会で3週連続準決勝進出するなどの活躍を遂げている。

Peru F2 Futur

シングルス
2回戦

○牧口流星 6-2 7-5 ●Juan-Pablo AMADO (アルゼンチン)[8]

1回戦

○牧口流星 6-4 6-1 ●Mauricio PEREZ MOTA (アルゼンチン)

※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、W:主催者推薦出場、SE:予選免除、L:予選敗者からの繰上、A:繰上出場

記事:長嶋秀和