今年の全日本テニス選手権の出場選手が発表され、男子シングルスにデビスカップ日本代表である添田豪(29歳)、杉田祐一(25歳)、伊藤竜馬(25歳)が出場することが明らかとなった。女子シングルスは、トップ4選手の出場はないものの、先の東レPPOで予選を突破する活躍を見せた尾﨑里紗(19歳)が第2シードとして出場することとなった。

第88回を迎える全日本テニス選手権は今年から大幅なリニューアルを実施し、シングルスのドロー数を例年の48から32に縮小しした。さらに優勝賞金を昨年までの200万円から大幅に増額することで、トップ選手の出場を促した。また、予選の仕組みも大きく変更され、文字通り日本国内の頂点を争うハイレベルな大会に生まれ変わった。

男子シングルスには前述の添田らを含め、錦織圭(23歳)を除く日本ランキングのトップ10のうち9人が出場。女子シングルスには瀬間友里加(26歳)、波形純理(31歳)、藤原里華(32歳)らグランドスラム本戦の経験者をはじめ、今年のウィンブルドンのダブルスでベスト4に進出した青山修子(25歳)も出場する。

大会は11月1日から予選が始まり、本戦が3日から10日まで。会場は東京の有明コロシアムおよび有明テニスの森で行われる。