29日、女子テニスツアーの開幕戦の一つであるブリスベン国際はシングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(43歳)がワイルドカードで出場のオリビア・ロゴウスカ(22歳、オーストラリア)に6-3、7-5のストレートで勝利、シーズン初戦を勝利で飾った。

この日のクルム伊達は、試合を通して5度のダブルフォルトを犯し、世界ランク175位のロゴウスカに2度のブレークを許したが、それを上回る4度のブレークに成功すると、1時間34分で2回戦進出を決めた。

2回戦でクルム伊達は、第9シードのドミニカ・チブルコワ(24歳、スロバキア)とヘザー・ワトソン(21歳、英国)の1回戦の勝者とベスト8の座を争う。

世界ランク75位のクルム伊達は、2014年の全豪オープンの本戦出場を確定させており、これで2010年から5年連続での出場となる。