2月12日(水)アメリカ、メンフィスで行われている全米室内選手権に出場中の錦織圭の2回戦が行われ、錦織はドイツのBベッカーを6-4,6-4 のストレートで破り8強になった。

2月2日、デ杯ワールドグループ1回戦、カナダ戦で日本を8強にして以来の試合。
錦織は第1にシードされ、1回戦はなく2回戦から。その初戦の相手は過去0勝2敗と分の悪い、ドイツのBベッカー。錦織は第1、第2セット共に最初のゲームをブレークしたが、ブレーク・バックされ苦戦するものの終盤でブレーク、しっかりと勝利を掴んだ。
準々決勝ではA.BOGOMOLOV(RUS)と対戦する。ツアーでの対戦はなく予選などで対戦。対戦成績は錦織の3勝1敗だ。
その試合は金曜日に予定されている。(日本時間土曜日の早朝)

<2回戦>
〇1)錦織 圭 6-4 6-4 ●B.BECKER(GER、88位)

オープニングのゲームでいきなり錦織はブレークのスタートを切る。

快調の錦織は第4ゲームをラブでキープするが、第6ゲーム、0-40とピンチ。
30-40とするが、ダブルフォルトでサーブを落とす。(錦織3-3)

ベッカーのサーブ、第7ゲーム、フォアに回り込みクロスに決め、15-40とする。
10数回のラリー、錦織は主導権を握り、最後はフォアで今度は逆クロスに決めた。
すぐにブレーク・バック、4-3とする。

ところが、続く錦織のサーブ、ベッカーはネットにつくなど積極的にプレーしてきた。
トップスピン・ロブを決められ、15-40とピンチ!
デュースにするものの、3度目のデュース、逆をつかれ、サーブをダウン、4-4となってしまう。

接戦が続くが、第9ゲーム、25回のラリーを制し、30-40とブレーク・チャンスを掴み、ブレーク、5-4とする。

5-4、サービング・フォ・ザ・セット
サービス・エース、バックのダウン・ザ・ラインなどを決め、40-15とセットポイント。

40-30、2度目のセットポイント、
ラリー戦、ベッカーのストロークはロング、錦織が6-4で第1セットを取った。

第2セット

最初のゲームをまたまたブレーク、今度はラブで。
第2ゲームは15でキープ、2-0。

第4ゲーム、短いボールをフォアで叩き、3-1。

第5ゲーム、長いデュースがあったが、ベッカーはしぶとくキープする。(錦織3-2)

第6ゲーム、40-0、40-15から攻められたが、耐え、4-2とキープ。

4-3、錦織のサーブ、ベッカーは積極的に攻めてくる。
デュースに。フォアのダウン・ザ・ラインをネット、ブレーク・ポイントを握られる。
バックをロング、4-4となってしまった。

ベッカーのサーブ、40-15から錦織はデュースに持ち込む。
左右のラリー戦を錦織は制し、デュースに。
なんとここで、ベッカーはダブルフォルト!

錦織5-4、サービング・フォ・ザ・マッチ、30-30、
錦織は前に出てベッカーのミスを誘い、40-30とマッチポイント、
ベッカーのリターンはネット、
錦織は苦しみながらも8強になった。

大会データー:U.S. National Indoor Tennis Championships
ツアーカテゴリー:$650,000 ATPTour250 Memphis
会場:Racquet Club of Memphis
メンフィス現地時刻(時差は-15時間)
期間:2/10-2/16,2014
2013年のチャンピオンは錦織圭、錦織圭優勝 ビデオハイライト, 2013年ドロー
過去の優勝者はボルグ、コナーズ、マッケンロー、エドバーグ、サンプラス、アガシ、ロディックなど。チャンピオン・リスト

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<準々決勝>
1)錦織 圭 vs A.BOGOMOLOV JR.(RUS)

<2回戦>
〇1)錦織 圭 64 64 ●B.BECKER(GER)
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錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 24歳
2014年錦織圭全成績
錦織圭ITFデーター

(記事 塚越 亘 photo 鯉沼宣之 Ron Angle/TennisJapan)