4日、女子テニスツアーのBNPパリバ・オープンはシングルス予選2回戦が行われ、予選第13シードのクルム伊達公子(43歳)は、予選第3シードのヤロスラワ・シュウェドワ(26歳、カザフスタン)と本戦出場をかけて対戦したが、3-6、6-1、0-6のフルセットで敗れ、本戦出場権を手にすることはできなかった。

第1セットは世界ランク64位のシュウェドワに2度のブレークを許したクルム伊達は、第2セットは1度もブレークピンチに直面することなくサービスキープを続け、セットを奪取する。しかし、ファイナルセットでは1度もサービスキープが出来ず、1時間39分で敗れた。

この敗戦により、クルム伊達が今大会の本戦に出場するにはラッキールーザーでの繰り上がりによる出場のみとなった。クルム伊達よりランキング上位で、予選決勝で敗退したのは世界ランク81位のヨハンナ・ラ―ション(25歳、スウェーデン)のみとなっており、さらにラ―ションは予選決勝で棄権したため、クルム伊達がラッキールーザーの1番手になる見込み。昨年の今大会では1人がラッキールーザーで本戦入りを果たしていた。

今大会の本戦には、世界ランク47位の奈良くるみ(22歳)がダイレクトインしている。