3月23日(日)、マイアミ、キービスケーンで行われている男子プロテニスツアー、ソニー・オープン。錦織圭の3回戦が行われ、錦織は成長株、22歳のディミトルフを7-6(7-1),7-5の接戦の末に破り16強となった。
錦織は8強入りを賭けて第4シード、世界4位、スペインのフェレールと対戦する。その試合は現地25日(火)、日本時間水曜日の朝になるだろう。二人の対戦成績は錦織圭2勝3敗フェレール

錦織圭の3回戦詳細
勝利が決まった瞬間、ジャンプして喜ぶ錦織圭

〇20)錦織圭 7-6(7-1) 7-5 ●15)ディミトルフ(BUL)

この写真が語るように決して簡単な勝利ではなかった。

お互いにサービスキープが続く。
攻防の展開が早くその上ボールのスピードもある。
どちらに転ぶかわからないポイントが続く、玄人受けする試合展開。

第7ゲームに先に錦織にブレーク・チャンスが訪れるがディミトルフがキープする。

5-6、錦織のサーブ、30-30からフォアをミスし、30-40とセットポイントを握られる。
Tへサービス・エースと思われたが、しかし「フォルト!」のコール。
チャレンジする錦織、スローモションは僅かにラインにかかっていて「イン」だ。

2度目のデュースの末に錦織はキープ、6-6とする。

チャンスがあったのに生かせなかったディミトルフ、タイブレークの最初のポイントをダブルフォルト。
4ポイント目もダブルフォルト。
対する錦織はサービス・エースで6-0とタイブレークを優位に進め、7-1で取る。

第2セット

第2セットもお互いにキープが続く。

第12ゲーム、ディミトルフのサーブは40-0。
第2セットはブレーク・ポイントが1本もないまま、またタイブレークか?と思われた。

ところが、ここで錦織はギアーを上げ、簡単にはディミトルフにポイントを取らせない。
ディミトルフにミスが出て、デュースに。

ディミトルフのボールがワイドになり、マッチポイント

マッチポイントは錦織のリターンをディミトルフがロングに!
なんと相手サーブの40-0から5ポイント連取し錦織が勝利を掴んだ。

勝負強い錦織。
この勝利でプロツアー150勝目を挙げた。(150勝95敗)

「知りませんでした。
100勝の時も教えてくれなかった。
150と言ってもピントこない。
フェデラーの500勝とか比べると。」と錦織。
ちなみにフェデラーは581勝123敗、ヒュイットは先日600勝(241敗)をここで飾った。

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 24歳

大会名:ソニー・オープン・テニス
ATPカテゴリー:$5,700,000 ATP Masters
WTAカテゴリー:$5,500,000 WTA Premier
会場:キービスケーン マイアミ
マイアミ現地時間(時差-13時間)
期間:03/18 - 3/30,2014
変則2週間にわたる大会。ドローも変則で96ドロー。グランドスラム大会と同じように128のドローをベースにトップ32選手はシードされて1回戦がなく、2回戦から。

オーダー・オブ・プレー
ライブ・スコア

<3回戦>
〇20)錦織圭 76(1) 75 ●15)ディミトルフ(BUL)

<2回戦>
〇20)錦織圭 64 61 ●Matosevic(AUS)orFalla(COL)
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(記事写真 テニスジャパン 塚越 亘 CanonEos7D)