今季2大会目のグランドスラムとなる全仏オープンが、パリ郊外のローランギャロスで開幕。30日、女子ダブルス2回戦が行われ、シングルスでは大会最年長勝利にわずかに及ばなかったクルム伊達公子(43歳)も、同ランク63位、バルボラ・ザーロバ・ストリツォバ(28歳、チェコ)とペアを組み、ルーシー・フラデカ (チェコ)、ミハエラ・クライチェク (25歳、オランダ) のペアに3-6、6-3、3-6のフルセットの末に敗退した。

伊達組は1回戦では第11シードのアナベル・メディナ・ガリゲス(31歳、スペイン) とヤロスロワ・シュウェドワ (26歳、カザフスタン)の4大大会でそれぞれ2度の優勝を誇る強豪のペアと対戦し、6-4、6-2で勝利する活躍をみせ2回戦進出を果たしていた。

また世界ランク38位、青山修子(26歳)はレナタ・ボラコバ(チェコ)とペアを組み、第2シードのサラ・エラニ(イタリア)、ロベルタ・ビンチ(イタリア)組と対戦、4-6、4-6で敗退し3回戦進出はならなかった。

昨年のウインブルドンベスト4の青山は、ファーストサービスが入った時には対戦相手を上回る56%の確率でポイントを獲得も、5度のブレイクを許し、接戦ながらもわずかに及ばずストレートで敗退した。

全仏オープン 2014

女子ダブルス
2回戦

○ルーシー・フラデカ (チェコ)/ミハエラ・クライチェク (オランダ) 3-6 6-3 3-6 ●クルム伊達公子/バルボラ・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ)
○サラ・エラニ(イタリア)/ロベルタ・ビンチ(イタリア) 6-4 6-4
●青山修子/レナタ・ボラコバ(チェコ)

記事:長嶋秀和