7月1日(火)、ウィンブルドン。錦織圭が1995年松岡修造以来のウィンブルドン8強入りをかけて第8シードのラオニッチと対戦したが35本のサービス・エースを決められ残念ながら6-4,1-6,6-7(4),3-6で敗れた。

「ラオニッチはサーブだけでなくストロークも良いので、特にリターンゲームでも攻めてくる。
0-30になった時など勝負をかけてくるので、プレッシャーになった。」

「ラオニッチのサーブ、自分のリターンゲームで、自分がどうしようも出来なかった。
1ゲーム目しかチャンスを感じられず、リターンも読むことができず、
頭も良いので上手くコースを変えてきた。
自分も下がったりしたが芝では難しい。
色々工夫したが、どうしようもなかった。」

「試合の中で一番悔やんでいるのは、2セット目の第2ゲーム目。
そこで簡単なミスが続いて、流れがあそこから変わってしまった。」

「そこと、最後のブレークされたゲーム、
もう少し集中し、相手のプレッシャーにも負けずプレーできれていればと残念に思う。」
健闘した錦織だったが挽回はできなかった。

<4回戦>詳細
●10)錦織圭 6-4 1-6 6-7(4) 3-6 〇8)M.Raonic(CAN)

ラオニッチのサーブで始まる。
錦織対ラオニッチの対戦成績は錦織の2勝と分が良い。
ラオニッチは錦織を苦手としているのか?
いきなり0-40とブレーク・チャンスだ!

しかしラオニッチはデュースに持ち込む。
最初のデュース、2度目のデュースでまたブレーク・チャンス、ここでTへサービス・エース
3度目のデュースもブレーク・チャンス、
錦織はセカンド・サーブのリターンを返してから積極的に攻めネットにつく、ラオニッチのバックはネット
錦織は6回目のブレーク・ポイントを生かす。
ブレークのスタートだ!

錦織15でキープ、2-0

第4ゲーム、錦織のサーブ、40-15からダブルフォルトがありデュースになるが、
2度目のデュースの末にキープ、3-1

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・セット、
前に出てボレーで飛びつくがネット、0-15
ナイス・サーブで15-15
ナイス・サーブからグランド・スマッシュ、30-15
フォアのクロスを決め、40-15
6回目のラリー、ラオニッチのストロークはロング、
6-4で第1セットを取った。

第2セット

第2セットの最初のポイント、
錦織はファースト・サーブをリターン、そしてパッシング・ショットを決める錦織、0-15とする。
良い出だしだったが、ラオニッチがキープする。

第2ゲーム、錦織のサーブ、30-30、
10回目のラリー、ラオニッチはバックのダウン・ザ・ラインを深く打つ、
「アウト」のコールがあったが、ラオニッチがチャレンジ。
それがインになり30-40と錦織はブレーク・ポイントを握られる。

4回目のショット、ラオニッチはフォアを回り込みダウン・ザ・ラインに決めた。

ラオニッチはサーブを決め、15でキープ、第2セットはラオニッチが3-0とリードする。

第6ゲーム、錦織のサーブ、15-40、ブレーク・ポイントを握られる。
フォアのクロスを決めるなどでデュースにするが、
フォアをネットし、錦織はサーブを落とす。錦織1-5だ。

ラオニッチ、40-15からフォアにサービス・エースを決めて第2セットを取る。

第3セット

錦織ラブでキープする。

4-4、錦織のサーブ、0-15、
芝の試合では珍しく24回続いたラリーがあった、錦織が取る。
40-15から錦織はTへサービス・エースを決め5-4とする。

ラオニッチは時速220キロ級のサービス・エースでラブキープ、5-5。

5-5、錦織のサーブで0-30とピンチ!
ここを錦織は踏ん張り、6-5とナイス・キープする。

ラオニッチのサーブ、30-30
ボディーへサービス・エース、時速227キロが記録された。
バックへサービス・エース、ラオニッチもキープ

このセットは1度もブレーク・ポイントがなく両者キープ
タイブレークに

緊迫したポイントが続く、錦織がフォアをネット、先にミニ・ブレークを許してしまう。(錦織2-3)

錦織しぶとくプレーしたポイントがあったが、ラオニッチは2ポイント連取、ラオニッチから5-2

ラオニッチはプレッシャーをかけ、ネットにつく、錦織は押されバックをワイド。
錦織2-6とセットポイントを握られる。

6-3、からしぶとく錦織はプレー、

6-4、ラオニッチのファースト・サーブを錦織はフォアでナイスリターンをするが、わずかにそのボールはロング!

ラオニッチがタイブレークを制す。

第4セット

ドロップ・ショットを取られ、30-30となるがキープ、1-1

33本目のサービス・エースを決め、ラオニッチはキープ

錦織、1-2、3度目のデュース、
アドサイドがなかなかすんなり取れないが、Tへサービス・エースを決めてキープ、2-2

錦織もラオニッチのサーブのコースに慣れてきたのか、良く返すがラオニッチは落ち着いてストロークを決めていく。
ラオニッチがキープ、4-3とリードする。

3-4、錦織のサーブ、バックのダウン・ザ・ラインが惜しくもワイド、0-30
6回目のラリーでラオニッチは前に出てくる、錦織はフォアのクロスパスを試みるが押されてしまいワイド、
0-40とブレーク・ポイントを握られる。大ピンチ!

2ポイント取り、30-40とする。
攻める錦織、7回目のショット、フォアの逆クロスをワイドにしてしまう。
錦織サーブを落とす。3-5

5-3、ラオニッチのサービング・フォ・ザ・マッチ、
フォアにきたセカンド・サーブを深いリターン、ラオニッチはそれをネット、0-15、錦織はガッツポーズで気合を入れる。

ラオニッチはセカンド・サーブでキックサーブを使い錦織のミスを誘う、
ラオニッチも珍しく大きなガッツポーズを見せた。15-15

錦織、またもリターン・エースを決める、15-30
またもラオニッチはキックサーブ、30-30

このゲーム、ラオニッチのファースト・サーブが入らない。
それだけ需要な場面、プレッシャーがすごくかかるからなのだろう。

ラオニッチのセカンド・サーブはフォアに、
錦織はそれを深く返す、ラオニッチは足元にきたボールをネット、
錦織が30-40とブレーク・バックのチャンスを作る

ファースト・サーブはレット、
今度はファースト・サーブでキックサーブを使い前に出てきた、
錦織のバックは押さえが効かず、ロング、デュースになる。

ここでファースト・サーブが入った。
錦織のフォア・サイドに切れていく修造サーブ、35本目のサービス・エースを決め、マッチポイント

Tへのファースト・サーブそしてフォアのボレーをラオニッチが決めてしまった。
ラオニッチが勝利。フレンチ・オープンに続きウィンブルドンでも8強入りを決めた。

「夏のハードコート・シーズンでは、去年あまりポイントが取れていなかったので、一番のランキングアップにつながる。
このヨーロッパシーズンも充実していたし、芝でも良いプレーが出来ていたので、この調子を持続していきたい。」と錦織、残念ながら負けてしまったがテニスは充実している。
この夏、アメリカシーズンに期待したい。

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー 1989年12月29日生まれ 24歳

大会データー:2014ウィンブルドン
ウィンブルドン、英国
128ドロー、芝
本戦 6/24 – 7/09, 2013
大会日程
ロンドン現地時刻(日本との時差は-8時間)
ウィンブルドンの天気

オーダー・オブ・プレー
ライブ・スコア

<男子準々決勝>
1)N.Djokovic(SRB) vs 26)M.Cilic(CRO)
3)A.Murray vs 11)G.Dimitrov(BUL)
4)R.Federer(SUI) vs 5)S.Wawrinka(SUI)
8)M.Raonic(CAN) vs N.Kyrgios(AUS)

ナダル19歳に敗れる!
<4回戦>

〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 76(5) ●14)J-W.Tsonga(FRA)
〇26)M.Cilic(CRO) 76(8) 64 64 ●J.Chardy(FRA)
〇3)A.Murray 64 63 76(6) ●20)K.Anderson(RSA)
〇11)G.Dimitrov(BUL) 64 76(6) 62 ●L.Mayer(ARG)

〇5)S.Wawrinka(SUI) 76(5) 76(7) 63 ●19)F.Lopez(ESP)
〇4)R.Federer(SUI) 61 64 64 ●23)T.Robredo(ESP)
8)M.Raonic(CAN) 46 61 76(4) 63 ●10)錦織圭
〇N.Kyrgios(AUS) 76(5) 57 76(5) 63 ●2)R.Nadal(ESP)

<3回戦>
〇1)N.Djokovic(SRB) 64 62 64 ●G.Simon(FRA)
〇14)J-W.Tsonga(FRA) 62 62 75 ●J.Wang(TPE)
〇J.Chardy(FRA) 63 67(4) 63 60 ●S.Stakhovsky(UKR)
〇26)M.Cilic(CRO) 76(5) 64 67(6) ●6)T.Berdych(CZE)

〇3)A.Murray 62 63 62 ●27)BautistaAgut(ESP)
〇20)K.Anderson(RSA) 46 64 26 62 61 ●16)F.Fognini(ITA)
〇11)G.Dimitrov(BUL) 67(3) 64 26 64 61 ●21)A.Dolgopolov(UKR)
〇L.Mayer(ARG) 64 76(1) 63 ●A.Kuznetsov(RUS)

〇5)S.Wawrinka(SUI) 63 63 64 ●D.Istomin(UZB)
〇19)F.Lopez(ESP) 67(8) 76(6) 76(3) 75 ●9)J.Isner(USA)
〇23)T.Robredo(ESP) 62 64 67(5) 46 63 ●15)J.Janowicz(POL)
〇4)R.Federer(SUI) 63 61 63 ●S.Giraldo(COL)

〇8)M.Raonic(CAN) 76(2) 76(4) 62 ●L.Kubot(POL)
〇10)錦織圭 36 63 46 76(4) 64 ●L)S.Bolelli(ITA)
〇N.Kyrgios(AUS) 36 63 75 62 ●J.Vesely(CZE)
〇2)R.Nadal(ESP) 67(4) 61 61 61 ●M.Kukushkin(KAZ)

<男子2回戦>
〇10)錦織圭 63 62 61 ●D.Kudla(USA)

<男子1回戦>
〇10)錦織圭 64 76(5) 75 ●K.De Schepper(FRA)
L)S.Bolelli(ITA) 75 76(3) 36 76(5) ●Q)伊藤竜馬
19)F.Lopez(ESP) 76(6) 76(6) 76(7) ●Q)杉田祐一
本戦ドロー
予選ドロー

(記事 テニスジャパン 塚越 亘 photo H.Sato/TJapan)