米国、カリフォルニア州のスタンフォード大学テニス競技場で開催されてる女子テニスWTAツアー大会、バンク・オブ・ウエスト・クラシック。シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった大坂なおみ(16歳)が元世界ランク4位のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を4-6、7-6(7)、7-5の逆転で勝利し、初めてツアー大会の勝利となる活躍を果たした。

大坂は、試合時間は2時間30分。ファーストサービスではポイントを取る確率が76%、相手のセカンドサービスでは50%獲得し3度のブレイクで勝利した。

今大会は、歴代優勝者にはマルチナ・ナブラチロワ(米国)、アランチャ・サンチェス・ビカリオ(スペイン)、 マルチナ・ヒンギス(スイス)らも優勝している大会であり、杉山愛も準優勝した経験がある。

また、世界ランク88位のクルム伊達公子(43歳)は、1回戦で同ランク45位のカロリーナ・プリスコバ(22歳、チェコ)に1-6、3-6で敗退し1時間11分で敗退した。伊達は、セカンドサービスではポイントを取る確率が35%、5度のブレイク許し2回戦進出はならなかった。

バンク・オブ・ウエスト・クラシック

シングルス
1回戦

○カロリーナ・プリスコバ(チェコ)6-1 6-3 ●クルム伊達公子
○大坂なおみ 4-6 7-6(7) 7-5 ●サマンサ・ストーサー(オーストラリア)

※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上

記事:長嶋秀和