★グランド・スラム
■US Open – Flushing Meadows, NY, USA
USオープン、男子シングルス4回戦で錦織圭は、ベスト8進出をかけ17シードのファン・マルティン・デル・ポトロ(Juan Martin Del Potro)(アルゼンチン)との対戦し、3-6、4-6、3-6で敗退。
錦織圭が、第1セット3-0とリードしたところから、徐々にファン・マルティン・デル・ポトロのストロークやサーブに押される場面が出てくるようになった。23連勝と波にのるファン・マルティン・デル・ポトロは、196センチから繰り出されるビックサーブで、優位にたつとそのまま、強烈なストロークでフィニッシュに持っていく。一方の錦織圭は、疲れも見え隠れし、球際の厳しさや、フォアーハンドの精度が悪かった。



錦織圭は敗退したものの、今後の期待が膨らむ大会となった。課題としてはやはりフィジカル面。この試合は早い時間からボールへの追いつきが甘い場面が多かった。
とはいえ、今までの錦織圭を考えると明らかにフィジカル面でも強くなっている。先日、粘り強い第4シードのフェレールを相手に、5セットを戦い抜いた。錦織圭のようにサーブポイントの少ない選手が、フェレールのような選手に、攻め続け戦い抜けるというのは、相当な体力なければできることではない。今日は、疲れがまだ残っているようにも感じたが、いずれそれも克服していくであろう。
日本人としてUSオープン71年ぶりのベスト16、そして世界のトップと対等以上に渡り合えるストローク力。そして大舞台での堂々とした態度で、世界のテニスファンから認められる存在となった錦織圭は、今後体力アップとともにさらなる成長を見せることになる。

US オープン

男子シングルス
4回戦

Juan Martin Del Potro (17) d. 錦織圭6-3 6-4 6-3

3回戦

錦織圭 d. FERRER, David (ESP) (4) 6-4 6-4 3-6 2-6 7-5

2回戦

錦織圭 d. KARANUSIC, Roko (CRO) 6-1 7-5 Retired

1回戦

錦織圭 d. MONACO, Juan (ARG) (29) 6-2 6-2 5-7 6-2

男子シングルス予選
予選1回戦

KUZNETSOV, Alex (USA) d. 添田豪 (14) 7-6(4) 7-6(6)
記事:野口英一郎