全米オープンが米国、ニューヨークで開催。9日、男子シングルス決勝が行われ、錦織圭(24歳)が第16シードのマリン•チリッチと対戦し3-6、3-6、3-6で敗退し、チリッチがグランドスラム初の優勝を果たした。

第1セット、錦織が第6ゲームでブレイクピンチを2度凌いだが、最後はフォアのスライスでエラーし2-4とすると、ファーストサービスの確率が低く、硬さの見える錦織に対してストロークの打ち合いでもチリッチの早い攻撃に主導権握れない苦しい展開を強いられる。

チリッチはセカンドサービスでも79%でポイントを奪い、第1セット6-4でリード。

第2セット第3ゲームでは0-40から鮮やかなドロップショットでデュースまで挽回も、最後は錦織のバックハンドのエラーでサービスゲームを先に落としチリッチが第2セットも先行し、錦織は緊張感の中で戦い。

第4ゲームではフォアのランニングショットのパスを決めて第1ゲーム以来のブレイクポイントを掴んだ錦織だが、チリッチのサービスとボレーで早い展開打ち込んでくるプレーに錦織が攻めのリズムを掴めず。
第5ゲームで8本目のウィナーを放ち、スライスで緩いペースを織り交ぜながら、思い切りの良い切り返しでラブゲームでキープ。

第2セット後半でブレイク許すと第2セットも失い、第3セットも先にサービス落とし1-3、バックの絶妙なロブ、ジャックナイフから回り込んでフォアで決めるもチリッチのサービスが良くキープ許し1-4。

第6ゲーム、ボールを強く叩きはじめた錦織がフォアのウィナー連発でキープを果たすとバックでも強く深く打ち込んで行くと15-40と錦織がブレイクチャンスを掴む。デュースに挽回された後もバックダウンザラインへ強くボール叩きウィナーを放つもチリッチが3度のブレイクピンチを凌ぎキープし、そしてチリッチが厳しい局面に打ち勝ち6-3で勝利した。

表彰式にて錦織は、「今日は自分のテニスが出来なかった。自分のチームに感謝します。敗退は残念です。」チリッチは「テニスを楽しむことをゴランに学んだ、努力が身を結んだ」。

全米オープン
男子シングルス
決勝

○マリン•チリッチ[16]6-3 6-3 6-3 ●錦織圭[10]

準決勝

錦織圭 vs ●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]

準々決勝

錦織圭 3-6 7-5 7-6(7)6-7(5) 6-4 ●スタン・ワウリンカ(スイス)

4回戦

錦織圭 4-6 7-6(4)6-7(6) 7-5 6-4 ●ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

3回戦

錦織圭 6-4 6-2 6-3 ●レオナルド・マイェール(アルゼンチン)

2回戦

錦織圭 6-4 6-1 ret. ●パブロ・アンドゥハール(スペイン)

1回戦

錦織圭 6-2 6-4 6-2 ●ウェイン・オデスニク(米国)

記事:長嶋秀和