8日、男子テニスツアーの上海ロレックス・マスターズ(ハード)。シングルス2回戦が行われわれ、世界ランク6位、第7シードの錦織圭(24歳)がジャック・ソック(22歳、米国)と対戦し6-7(5) 、4-6で敗退し2回戦進出はならなかった。

全米オープン準優勝後、アジア・シリーズの最初大会のクアラルンプールに続いて、先週の楽天オープンと今季4度目の優勝を果たし世界ランク7位に上昇させた錦織は、この日のツアーで屈指のハードヒッターでもある米国期待の若手ソックの対戦。

第1セット、サービスエース8本、ファーストサービスの確率80%と好調なソックに対しタイブレークに持ち込んだ錦織だったが、リターンではわずか6ポイントを奪うにとどまり接戦の末に落とす。

迎えた第2セットでも相手のセカンドサービスに対してわずか6ポイントを奪うにとどまり、わずか1度のブレイクピンチを奪われると4-6で失い初戦敗退となった。

ソックは、ジュニア時代に2010年全米オープンジュニアシングルスで優勝するなど注目され、今年はウィンブルドン選手権の男子ダブルスにおいてバセク・ポシュピシル(24歳、カナダ)とペアを組み優勝を果たしている。

記事:長嶋秀和