19日、愛知県の東山公園テニスセンターで開催されているDUNLOPジャパンオープンジュニアテニス選手権大会はシングルス決勝が行われ、男子シングルス決勝では世界ランク258位の綿貫陽介(16歳)と世界ランク74位のジョアン・ニクルス(17歳、スイス)が決勝で対戦する。また女子では村松千裕と、第1シードのケイティー・スワン(イギリス)が決勝に進出を果たした。

綿貫は3回戦で第2シードの福田創楽と対戦し7‐6(0)、6‐4で勝利するなどノーシードからの決勝進出を果たしている。またニクルスは準決勝で今年のインターハイと全日本ジュニアの18歳以下優勝の高橋悠介と対戦し4-6、6-2、6-3で勝利しての決勝進出。

昨年の今大会は、第9シードの山崎純平が第1シードのイ・ダクヒ(韓国)と対戦し1-6、7-6(3)、2-6のフルセットで惜敗、惜しくも準優勝となったが、山崎は高橋悠介とのペアで出場したダブルスでも決勝に進出しており、こちらは第7シードのペアを7-5、7-6(2)のストレートで下し、見事、日本勢としてタイトルを獲得した。
また女子の部では、村松千裕が準決勝に進出したのが日本勢の最高成績。

※カッコ[ ]内数字はシード順位

記事:長嶋秀和