8日、橋本総業全日本テニス選手権の男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの杉田祐一(三菱電機)とノーシードから勝ち上がってきた江原弘泰(日清紡ホールディングス)がそれぞれ勝利、決勝に駒を進めた。

この日の第2試合に登場した杉田は、わずか2度目の全日本出場ながらも快進撃を続ける19歳の斉藤貴史(津幡町テニス協会)と対戦。第1セットを奪われるも、3-6、6-4、6-1と1時間50分で逆転勝利、3度目となる全日本制覇に王手をかけた。

2010年、22歳のときに初めて全日本を制した杉田は今年で26歳。テニス選手として中堅どころに差し掛かかる年齢となった。積極的にコートの内側に入って攻撃を仕掛けてくる斉藤のプレーに「危ない試合だった」と若手からの脅威を認めつつも、杉田はそれが「楽しみ」と不敵なコメントを残した。

続いて行われた試合では、ノーシードから快進撃を続けてきた江原が第2シードの内山靖崇(北日本物産)を6-2、6-7(5)、6-4で下す番狂わせを演じ、見事な決勝進出を果たしている。

2時間30分を超える戦いとなったこの準決勝、ファイナルセットでは両者ともに足に痙攣を抱える死闘となったが、最後の最後で内山を振り切った江原が劇的な勝利。最後のゲームとなったファイナルセット第10ゲームは6度のデュースを繰り返し、4本のブレークピンチを切り抜けた江良らが4本目のマッチポイントで勝利を手にした。