中国の広州で開催されているフェドカップ、アジア・オセアニアグループ1部。日本は予選リーグの第1戦で韓国に3-0、第2戦で香港に3-0、第3戦のウズベキスタンに3-0と勝利しグループ1位進出。カザフスタンとの決勝を2勝0敗で勝利しワールドグループ2部プレーオフへの出場を果たした。

世界ランク44位、日本のエースとして出場の奈良くるみ(23歳、安藤証券)は、初戦の韓国戦で勝利し、腰痛の休養を経て決勝戦へ出場。マッチポイントを10本凌いでの逆転勝利でプレーオフへの出場を決めた。

奈良と同年代、世界ランク103位の土居美咲(23歳、ミキハウス)は、第2戦では奈良の代わりにエースとして出場し、香港戦の勝利を決める活躍を果たした。決勝でもプレッシャーのかかる第1試合に完勝した。土居は今年、香港の5万ドル大会では優勝するなど活躍している。

第2戦で急遽、シングルスに出場した世界ランク151位、穂積絵莉(20歳、エモテント)は勝利でシングルスデビュー戦に勝利。ニュージーランドのオークランドで開催されたASBクラシックにおいてダブルス準優勝の活躍を果たしている青山修子(27歳、近藤乳業)と組んで今大会は3戦3勝の活躍を果たした。

ワールドグループ2部プレーオフの開催は4月19、20日の2日間で行われる。

記事:長嶋秀和