男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップ。ワールドグループの1回戦で日本はカナダと対戦。会場はカナダ・バンクーバー。最終日、日本のエースで世界ランク4位、錦織圭(25歳、日清食品)が、同ランク6位のミロシュ・ラオニッチに勝利し2勝2敗のタイに持ち込んだが、続く第5試合で添田豪が敗退し日本チームは準々決勝進出はならなかった。

錦織は3-6、6-3、6-4、2-6、6-4のフルセットで逆転勝ちを決めたが、シングルスの第5試合は、勝負のかかった最終シングルスを経験したことがある添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)が出場するも、バセック・ポスピショルに5-7、3-6、4-6のストレートで敗退した。

日本はワールドグループ残留をかけて9月の入れ替え戦に向かう。デビスカップは初日がシングル2試合、翌日がダブルス、最終日がシングル2試合、5セットマッチで行なわれ、3試合に勝利した国が準々決勝進出となる。

記事:長嶋秀和