米国のカリフォルニア州インディアンウェルズにて開催されているBNPパリバ・オープン。世界ランク5位、第5シードの錦織圭(25歳、日清食品)は、4回戦で世界ランク12位のフェリシアーノ・ロペス(33歳、スペイン)と対戦し4-6、6-7(2)で敗退しベスト8進出はならなかった。

第1セット第10ゲームでサービスゲームにてブレイクを許しセットを落とすと第2セットでは序盤で再びブレイクを許す苦しい展開。ロペスのサービスをブレイクバックしタイブレークに持ち込むもダブルフォルトなどでポイントを許しストレートで敗退した。

ロペスとの対戦成績は3勝3敗となった。昨年の全仏オープンの1回戦で世界ランク59位のマーティン・クリザン(スロバキア)に敗退。今大会3回戦で対戦したフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)にも3度目の対戦で初勝利、ラファエル・ナダル(スペイン)にはトップ選手の中で唯一勝利を奪えていないなどリターンが武器な錦織圭は左利きの選手に対して苦戦している。

記事:長嶋秀和