米国のアトランタで開催されている男子ツアー大会、アトランタ・オープン(ハード)。28日、シングルス1回戦が行われ、昨年の全米オープンでガエル・モンフィス(フランス)と好ゲームを演じたジャリッド・ドナルドソン(18歳、米国)が勝利しツアー大会で3度目の2回戦進出を果たした。

同じ米国の18歳には全仏オープンジュニア優勝のトミー・ポール、ウインブルドンジュニア優勝のライリー・オペルカがいる。また同年代の19歳、ノア・ルビンも大学からプロ転向しツアー大会に出場している。

また今大会参戦した地元米国の17歳、フランシス・ティアフォーは接戦ながら初戦で敗退したが、ジュニアでは世界ランク最高位115位ながら、プロでは274位と活躍している。ジュニア世界1位、テイラー・フリッツやステファン・コズロフ、マイケル・モーと同じ17歳の米国選手もプロのツアー大会に参戦。

現在4選手が10代にして世界ランクトップ100に名を連ねている。世界ランク33位で18歳のボルナ・コリッチはラファエル・ナダル(スペイン)とアンディー・マレー(英国)に勝利して2度のツアー大会でベスト4進出を果たしている。

またオーストラリア代表で19歳のタナシ・コキナキスは同ランク72位、中国のチャン・ヒョンが同ランク78位、今月ツアー大会でベスト4進出を果たしたロシアの18歳、アレクサンダー・ズべレフも98位へランクアップした。

そしてそれに続く選手は今季デルレイビーチ国際でベスト8進出の活躍を果たした世界ランク137位の19歳の西岡良仁、ツアー2度のベスト16の活躍のイライアス・イマー(スウェーデン)、2年前にツアーベスト8の活躍を果たしたカレン・カチャノフ(19歳、ロシア)、同じロシアの17歳、アンドレイ・ルブレフは今季、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に勝利するなどツアー大会で5度のベスト16進出、イタリアの19歳、ジャンルイジ・クインジも将来の活躍が期待されている。

記事:長嶋秀和