大阪にある靭テニスセンターで行われた全日本ジュニアは16日、16歳以下男子シングルスの決勝が行われ堀江亨が清水悠太に勝利し優勝を果たした。16歳男子では最上位の世界ランク104位の堀江は、来季、全豪オープンジュニアに出場を予定している。

昨年は15歳にして全日本ジュニア16歳以下で準優勝すると、年末には全国選抜室内ジュニアで準優勝と今夏全日本ジュニア18歳以下を制した小林雅哉を凌ぐ活躍を果たしている。

堀江亨
 
堀江は「第1シードだったのでプレッシャーがありました。自分のテニスをすれば絶対に勝てると言う自信もありました。来年は18歳以下で優勝してグランドスラムジュニアで良い成績をおさめて早めにプロテビューをしたい」とコメント。

昨年から3度の国際大会シングルス優勝、3度のダブルスも優勝、全国小学生大会、全日本ジュニア14歳以下、全国中学生大会とタイトルを獲得している。

またコーチの米沢徹コーチは「亨にとっては勝たなければならない大会だったので本来のプレーより消極的なプレーが目立ったが、それでも対戦相手に常にプレッシャーをかけていたのが強さを感じさせていた」とコメントしている。

記事・写真:長嶋秀和