マレーシアのクアラルンプールで開催されている男子ツアー大会マレーシア・オープン(ATPツアー250大会、インドアハードコート)。28日、予選決勝が行われ予選第1シードの杉田祐一(三菱電機)と予選第7シードの内山靖崇(23歳、北日本物産)予選を突破を果たした。

杉田祐一は予選第5シードのマッテオ・ドナーティ(イタリア)と対戦し6-4、7-6(2)で勝利し、第7シードの内山靖崇は第2シードのルカ・ヴァンニ(イタリア)と対戦し3-6、7-6(5)、7-5で 勝利し本選進出を決めた。

杉田祐一の1回戦の対戦相手はラデク・ステパネク(チェコ)、内山靖崇は第8シードのバセック・ポスピショル(カナダ)と対戦する。

今大会の本戦には伊藤竜馬(27歳、北日本物産)が本戦から出場を決め、初戦で今季引退を表明しているヤルコ・ニエミネン(34歳、フィンランド)と対戦する。

また予選2回戦では鈴木貴男(イカイ)が内山に2‐6、2‐6、予選1回戦では予選第3シードの西岡良仁(20歳、ヨネックス)がフィリップ・ペッシュナー(ドイツ)と対戦し5-7、2-6、関口周一(Team REC)はアンドレ・ベゲマン(ドイツ)と対戦し6-2、2-6、3-6で敗退している。

今大会はダビド・フェレール(スペイン)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)、イボ・カルロビッチ(クロアチア)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が参戦している。昨年優勝を果たしている錦織圭は今季は出場を見送っている。

内山靖崇は公式ブログで「初めてツアーの本戦に勝ち進みました!クアラルンプールのコートはハードコートですが球足がものすごく遅くて、今までプレーしたどこよりも遅いと思います。慣れないと本当に難しいです。自分の調子も良くなかったので苦しかったですが、気持ちだけは前を向き続けてプレー出来ました。
明日から本戦です。明日も良いプレーが出来るように頑張ります!!」とコメントしている。

記事:長嶋秀和
写真:内山靖崇の公式ブログより