20日、シンガポールで行われているコカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグの決勝戦が行われ、シンガポール・スラマーズがインディアン・エーシーズと対戦し26-21で快勝し優勝を果たした。

また最優秀選手は、インディアン・エーシーズのイバン・ドディグ(クロアチア)、シンガポール・スラマーズのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が選ばれた。

第1試合のレジェンドシングルスでカルロス・モヤ(スペイン)、第2試合の女子シングルスも接戦の末にリベンダ・ベンチッチ(スイス)が勝利。

第3試合のミックスダブルスではゲームカウントで逆転されるも、男子シングルスでスタン・ワウリンカ(スイス)がバーナード・トミック(オーストラリア)に勝利し再逆転、男子ダブルスも勝利しシンガポール・スラマーズが初優勝を果たした。

シングルスでは、セカンドサービスが入った時には100%の確率でポイントを獲得するなど好調なプレーを見せたワウリンカは「昨日よりはアグレッシブなプレー自分では出来たと思っている。決勝でしたから。」とコメント、続くダブルスでも勝利に貢献している。

インターナショナル・プレミア・テニス・リーグはオフシーズンに日本、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールで開催される団体戦。

1つの試合が6ゲーム先取の1セットマッチで、ゲームカウント5-5になった場面では7ポイント先取のタイブレーク方式であるシュートアウトで勝敗を決める。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5セット合計のゲーム数で勝敗を競う。

ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、錦織圭、セレナ・ウイリアムズ(米国)、マリア・シャラポワ(ロシア)、奈良くるみらが参戦している。また、レジェンドプレーヤーでもゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)や、マラト・サフィン(ロシア)、カルロス・モヤ(スペイン)らが出場。