マスターズ大会今季第2戦、マイアミ・オープン。1日、米国フロリダ州マイアミで開催され、男子シングルス準決勝が行われ、第6シードの錦織圭(26歳、日清食品)は世界ランク26位のニック・キリオス(20歳、オーストラリア)を6-3.7-5で勝利しマスターズ大会初優勝へあと1勝とした。

第1セットで2度のブレイクを果たした錦織は、第2セットでもリターンの好調さを発揮し第12ゲームを絶妙なボレーで決めて決勝進出を果たした。「すごく良かったです。出だしから感覚が良かったので中に入って打って行けていた」とコメントとしている。

試合時間は1時間24分。マスターズ大会では14年マドリード・オープン以来2度目の決勝進出。3日に行われる決勝は世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(28歳、セルビア)と対戦する。対戦成績は2勝5敗。

マスターズ大会初優勝を狙う錦織は、準々決勝でガエル・モンフィス(29歳、フランス)と対戦しマッチポイントを5本しのいで勝利している。

記事:長嶋秀和