スペイン・バルセロナで開催されている「バルセロナ・オープン」(ATP500大会/クレーコート)。世界ランク6位、第2シードの錦織圭(26歳、日清食品)は世界ランク102位のティーモ・デバッカー(27歳、オランダ)と対戦し6-4、6-2で勝利し3回戦進出を果たした。試合時間は1時間8分。

錦織とデバッカーはジュニア時代からのライバルの一人。今年2月のアカプルコの初戦で、錦織が6-0、6-3で勝利していた。

錦織は一昨年はサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)、昨年はパブロ・アンドゥハル(スペイン)に決勝で勝利し大会連覇を果たしている。

錦織は3回戦で、第13シードのジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦する。シャルディもジュニア時代から対戦し敗退するなど錦織の同年代のライバルの選手。

第1セットの最初の相手のサービスゲームをブレイクするスタートで試合の主導権を握ると、第2セットではファーストサービスが入った時のポイント獲得率は100%の確率でポイントを奪い、3度のブレイクを果たしストレートで勝利を果たした。

記事:長嶋秀和