ブラジルのリオデジャネイロにて開催されているリオデジャネイロ・オリンピック(ハードコート)。男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードの錦織圭(日清食品)が第6シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦し7-6(4)、4-6、7-6(6)のフルセットにもつれ込む接戦の末に勝利し、オリンピック初のベスト4進出を果たした。

錦織は今季ツアー大会優勝し好調を維持するモンフィスを相手にタイブレークに持ち込む。タイブレークではバックハンドのダウン・ザ・ラインとクロスをコースを隠したプレーで打ち分ける事でモンフィスのフットワークを鈍らせ、第1セットを奪う。

第2セットは第1ゲームでブレークに成功するも、第10ゲームでは40-0からモンフィスのリターンエースなどでブレークされるとファイナルセットへ持ち込まれる展開。

ファイナルセットは互いにチャンスを与えることなくサービスをキープしタイブレークに突入。錦織はタイブレークの0-4からモンフィスの頭上を抜く芸術的なロブを決めると、3-6から3連続でマッチポイントを凌いで5ポイントを連続し奪取、準決勝進出を果たした。

錦織は準決勝で、第2シードのアンディ・マレー(英国)と対戦する。マレーも準々決勝はスティーブ・ジョンソン(米国)を相手にファイナルセットのタイブレークを制して勝利した。

また2008年北京の金メダリスト、ラファエル・ナダル(スペイン)と2012年のロンドンで銅メダルを獲得したフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が準決勝へ勝ち上がっている。

1920年のベルギーのアントワープ・オリンピックで熊谷一弥が男子シングルスとダブルスの銀メダル以来、日本テニス96年ぶりのメダル獲得にあと1勝と迫った錦織。

準決勝で対戦するマレーとはバーミンガムのハードコートで行われた今年の国別対抗戦ワールドグループ1回戦の日本対英国で対戦し5-7、6-7、(6 )6-3、6-4、3-6で惜敗している。

2014年のツアーファイナルではストレートで錦織が勝利した。世界ランク2位のマレーは今年のウィンブルドンで2度目の地元優勝、グランドスラム3勝目を果たしている。

ダニエル太郎(23、エイブル)はシードに勝利し3回戦進出、土居美咲(ミキハウス)、日比野菜緒(ルルルン)、杉田祐一(27、三菱電機)は2回戦進出、土居美咲(ミキハウス)と穂積絵莉(エモテント)ペアは全仏オープン優勝ペアに勝利し2回戦進出と活躍している。

写真:土居美咲オフィシャルブログ – TENNIS.jp テニス ドット ジェイピー