8月16日、アメリカ、シンシナティで行われている男子テニスツアー、ウェスタン&サザン・オープン

男子シングルス2回戦が行われ、杉田祐一(三菱電機)がJ・ソウサ(ポルトガル)を3-6,7-6(5),6-1の逆転勝ちで下し、昨年に続いてベスト16進出を果たした。

杉田は次戦、グランドスラム大会につぐ格のATPマスターズ1000で初の8強入りをかけて、K・カチャノフ(ロシア)と対戦する。
カチャノフは今年活躍している21歳。フォアの強打、そして2メートル(198cm)の長身からのサーブが武器の破壊力抜群の選手。

杉田vsソウサ 2回戦

ソウサは世界ランキング54位(最高ランク28位)。ツアーでは2回優勝実績のある杉田と同じ28歳のプレーヤーだ。

≪第1セット≫
第2ゲームのサーブを落とし、杉田0-3。

慌てずに、ソウサの第5ゲームをブレーク・バックするが、第6ゲームをまたブレークされてしまう。2-4。

粘りでまたブレーク・バック、杉田3-4とするが、またまたブレークで、杉田3-5。
そのままソウサが6-3で第1セットを取る。

≪第2セット≫

第1ゲームで15-40とブレーク・ポイントを握られるも杉田がキープ。

お互いにチャンスがありながら、ブレークできない。言い換えれば、お互いに良くキープしていく。

6-6のタイブレークに。先に杉田がミニ・ブレークし、2-1

しかしミニ・ブレーク・バックを2つ許し2-3に。

杉田のショットがアウトのコールで2-4となる。微妙な判定なのでチャレンジしたいが、そのシステムがコート7ではない。

しかし、逆境を力にするのが杉田。そこから集中力を増し、4ポイント連取、6-4でセットポイントを掴む。

6-5、2つ目のセットポイント、ソウサのストロークはロング、杉田がタイブレーク7-5で取り返した。

≪ファイナル・セット≫

第3ゲーム、第5ゲームを杉田がブレークする4-1とリード。
2つのダブルフォルトがあったが、デュースの末にキープ、5-1。

ソウサのサーブで、0-40とマッチポイントを掴む。
リターンで先にバックのダウン・ザ・ラインを打ち、フォア回り込み、杉田の攻撃パターンで2年連続の16強を決めた。

試合時間は2時間11分の激戦。強さを見せた杉田祐一だった。

杉田祐一(28)
今年7月、ウィンブルドン前哨戦のアンタルヤ・オープン(トルコ、ATP250)でツアー初優勝。
日本男子で松岡修造、錦織圭に次ぐ史上三人目の快挙を成し遂げる。
ATP(世界)ランキングで松岡修造の自己最高46位を抜いて錦織に次ぐ日本男子歴代2位の43位と記録更新。
杉田祐一ATPデーター
杉田祐一ITFデーター
杉田祐一ブログ
大会正式名:ウェスタン&サザン・オープン
賞金総額:$5,627,305(約6億円), ATP1000
優勝賞金:$954,225(約1億円)
会場:Lindner Family Tennis Center
現地時刻:シンシナティ時刻(時差-13時間)
期間:08/13 – 08/20/2017
男子ATP 56ドロー
オーダー・オブ・プレー

<<男子2回戦>>
〇杉田祐一 36 76(5) 61 ●J.SOUSA(POL)

<<男子1回戦>>
〇杉田祐一 75 64 ●13]J.Sock(USA)
ドローPDF
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杉田、昨年は厳しい予選を勝ち上がり本戦入り。
今注目のA・ズベレフ(ドイツ)を6-7(4),6-4,6-2で破りATPマスターズ1000、初勝利をあげた。
さらに2回戦も勝ち進み、3回戦でM・ラオニッチ(カナダ)に1-6,6-3,1-6で惜敗したものの、16強になった。

USオープンシリーズ 男子は
8月14日からシンシナティー
8月21日からWINSTON-SALEM OPEN(ATP250杉田祐一出場予定)
8月28日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープン

(記事塚越亘 kyoko photo佐藤ひろし/TennisJapan)

2年連続16強の杉田祐一 地力がついてきた