9月16日(土) 予選から勝ち上がった加藤未唯(佐川印刷)が『ジャパンウィメンズオープンテニス』で初のツアー決勝進出を果たした。
準決勝は第1セットを落とし、第2セットも1-4。マッチポイントも握られてからの挽回劇、2時間53分の死闘だった。
ダブルスでは青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)組が優勝した。

加藤未唯初のツアー決勝進出!しかも予選から

台風18号が接近中のため、準決勝からは急遽、有明コロシアムを使うこととなった。

第1セット、先に2つブレークしながら、逆転され4-6でセットを失う。
第2セット、第1ゲームでいきなりサーブを落とす。一時1-4と大ピンチ。5-6ではマッチポイントも握られる。
そしてファイナルセットも先にサーブを落とし、0-3とピンチの連続。

2時間53分、バックのクロスパスを決め勝利を決めると、「イエーッ」と両手をあげ叫ぶ。

「本当に苦しかった。
皆さんの声援のお蔭で、勝ててうれしい!」。と夜中11時近くまで残ってくれて応援してくれていた観客に感謝の気持ちを伝える。

17日の決勝戦の相手は、土居美咲を1回戦で破った予選上がりのZ・ディアス(カザフスタン)、23歳、100位。
先週の中国での大会で4強になっている。
「しんどいのは私だけじゃない。相手もきついだろう。
苦しい展開になっても最後までファイト、自分のテニスを貫きたい。」

加藤未決勝の前に東レPPOの予選2試合!

見事決勝に進出した加藤未唯だが、『ジャパンウィメンズテニス』で決勝を戦う前に、昨日雨でできなかった『東レPPOテニス』の予選1回戦ともし勝ったら、予選2回戦の二つ戦わなくていけないハードスケデユールだった。
東レPPOオーダー・オブ・プレー
ジャパンウィメンズ・オーダー・オブ・プレー

加藤は9日(土)から毎日試合が続いている。
ダブルスだけの日が一日だけあったが、17日の決勝の日まで、この9日間で11試合こなすことになる。
プラス、もし天気が良かったら、東レPPOの予選2試合をこの決勝戦の前に戦わなくてならないことになっていたが、ハードスケデユールなのでプルアウトしたようだ。

超ハードスケデユール、怪我なく戦い抜いて欲しい。

加藤未唯(佐川印刷)データー
1994年11月21日生まれ、22歳
修学院小 – 立命館宇治中 – 立命館宇治高
身長156cm /体重49kg
加藤、今シーズンは、フレンチオープンの予選を突破し四大大会初の本戦に出場。
USオープンでは惜しくも予選決勝で敗れた。
2016年3月ITFキャンベラ優勝。8月中国・江西の1回戦で元世界ランキング29位ラドバンスカを破るなどしている。
同じ1994年生まれの穂積絵莉と組んだダブルスでは今年の全豪オープンでベスト4。
WTAデーター
ITFデーター
『ジャパンウィメンズオープンテニス』9/11-9/17
ジャパンウィメンズオープンテニス・ホームページ

<<決勝>>
加藤未唯 vs Q]Z.Diyas(KAZ)

<<準々決勝>>
〇加藤未唯 46 76(1) 64 ●Q]J.Fett(CRO)
〇Q]Z.Diyas(KAZ) 64 06 63 ●C.McHale(USA)

<<準々決勝>>
〇Q]J.Fett(CRO) 63 46 63 ●Q.Wang(CHN)
〇加藤未唯 61 63 ●A.Krunic(SRB)
〇C.McHale(USA) 64 61 ●3]E.Mertens(BEL)
〇Q]Z.Diyas(KAZ) 46 61 63 ●8]Y.Putintseva(KAZ)
シングルスドロー

青山修子WTAツアーダブルス優勝8回目
青山修子組見事優勝
<<ダブルス決勝>>
〇4]青山修子/Z.Yang(CHN) 60 26 10-5 ●M.Adamczak/S.Sanders(AUS)

青山は、2014年にボラコバ(チェコ)と、昨年は二宮と組んで優勝、3度目のこのタイトル獲得。
青山、WTAツアーのダブルス優勝を8とした。

<<ダブルス準決勝>>
〇4]青山修子/Z.Yang(CHN) 64 63 ●1]二宮真琴/R.Voracova(CZE)
〇M.Adamczak/S.Sanders(AUS) 64 46 10-5 ●E.Mertens(BEL)/I.Soylu(TUR)
ダブルスドロー
予選ドロー
ドロー/オーダー・オブ・プレー
チケット情報
WOWOW連日生放送

『東レPPOテニス』9/16日(土)~24日(日)

大坂なおみ対ケルバーUSオープンの再戦

第1シードは7月のウィンブルドンで2度目のグランドスラム制覇を果たし、全米オープン後に24人目の女子世界NO.1になったG・ムグルサ(スペイン)、
第2シードは前世界1位のK・プリスコバ(チェコ)、第3シードが前年女王のC・ウォズニアッキ(デンマーク)、第4シードはJ・コンタ(イギリス)。
上位4シードは1回戦がbye(免除)。

<<日本人プレーヤー1回戦>>
大坂なおみ(日清食品) vs A・ケルバー(ドイツ)
尾﨑里紗(江崎グリコ) vs S・ロジャーズ(アメリカ)
奈良くるみ(安藤証券)vs Yプティンセバ(カザフスタン)
本戦ドロー

記事:塚越亘 塚越景子 写真 鯉沼宣之、伊藤功巳/TennisJapan

予選から決勝までタフな11試合をこなす加藤未唯