1/16(火) 2018全豪オープン 2日目。

日本のエース、20歳の大坂なおみ(日清食品)がK・クコバ(スロバキア)を7-5, 6-2のストレートで下し、3年連続の初戦突破を果たした。
奈良くるみ(安藤証券)は18歳のM・ボンドロウソバ(チェコ)に競りあうものの惜敗した。
日比野菜緒(LuLuLun)もD・ベキッチ(クロアチア)に惜敗。
ダニエル太郎(エイブル)は36歳のベテランプレーヤー、J・ベネトー(フランス)に残念ながら逆転負けを喫した。

大坂なおみ 強打封印?

〇大坂なおみ 7-5 6-2 ●K.KUCOVA(SVK)

第1セットは4-1とリードしたが、4-4に。
ここまで11ポイント連続で取られた。今までの大坂だったら、このままいかれていたかもしれない。

ここで、大坂のバックダウンザラインウィナー。ミスを待たずに自分から仕掛ける。5-4とキープ。流れを止めた大坂。

セットポイントもバックダウンザラインウィナー!7-5

第2セットも6-2で勝利。今年の大坂は期待できる。

今季から、サーシャ・ベージン氏がコーチに。ベージン氏は元セリーナ・ウイリアムズのヒッテング・パートナーだった人物である。

「全て強打する必要はない。コンシスタンシー(安定性)を身に付ければもっといい選手になれる」とのアドバイスを受けた。

「グランドスラムに出ているプレーヤー達は最高の選手ばかり。勝つのは簡単ではない。自分のベストを尽くすだけ。」

大坂「自分で点をつけるなら、メンタルは(10点満点で)8点。テニスは6.5点」としぶといプレーで大坂なおみは勝利した。

ヒッテング・パートナーから選手のコーチになったベージン氏にとっても、大坂の勝利はコーチとしての初勝利だったので、記念すべき嬉しい第一歩だった。

大坂なおみvsベスニナ 2回戦を読む

ダニエル太郎

〇J.BENNETEAU(FRA) 6-7(6) 7-6(0) 6-4 6-1 ●ダニエル太郎
58位36歳超ベテランのベネトー。98位24歳ダニエル太郎。

第1、第2セット共に約1時間を越える大接戦。
とてもいいラリー合戦でどちらにいくか?わからない試合だった。
しかしダニエル第2セットのタイブレークは0で落とす。

ダニエル「第2セットの終わりくらい、相手は体力の限界で足に来ていた。相手はけいれんし始めていたが、いつものように攻めてきた。
そういう状況の中でこちらからアグレッシブに攻めるのは難しい。崩れかけていたのに。」

「今年はいつもの年とは違うことを考えていこうと思う。テニスをいろいろ変えているので、この何ヶ月かは結果が出なくても仕方ない。サービスやフォアや前に行くことは変えるようにしている。すぐに結果は出ない。」

「今までのテニスでは限界がある。数年前までは今のまま、自然に上に行くだろうと思っていた。」
テニスの世界は相当変わってきていると思う。自分からアタックしないといけない。」

「過去20年間やっている癖を昨年の12月で変えている。」

「あと12年ぐらい? 現役でできると思うので、30、32歳になった時、30~40位にいられるようにしたい。
今日は負けたが、ポジティブに思える試合だった。」

奈良くるみ 5-3まではうまくいってたが

〇M.VONDROUSOVA(CZE) 7-5 6-4 ●奈良くるみ
101位26歳奈良くるみ。62位18歳ボンドロソバ。

第1セット、長いデュースの末、バックアングルリターンエースで5-3とブレークアップ。
しかしここから4ゲーム連取された。

第2セット、1-2から3-3に追いつくが、最後は6-4で惜しくも敗退となった。

奈良「第1セット5-3リードまでは上手くいっていた。自分がそれまでコートを広く使っていた。気負ったわけでもなく、テンポが少し遅れて、相手のプレーが上がってきた。」

「左利きのサービスは前から苦手意識がある。ファーストは返せたが、曲がるサービスに対して、対応できなかった。」

「昨年はケガがあったが、今年は動きも良い。今回、結果はついてこなくてもこの後、良くなると思う。」

「まだまだ今は通過点。30歳を超えてもやっている人がいる。ツアーを何年も回っていて、楽しみな気持ちが多い。
若い時は不安もあった。段々、このツアーの楽しみを覚えてきた。自分で分析して追求できる1年にしたい。」

「ひどい負け方をしてもう勝てないと思うときに、頑張っていればUSオープンのようにご褒美をもらえることもある。テニスを通じて成長できると思う。これがツアーの楽しみ。」

日比野菜緒 伊達さんにコーチ依頼?

〇D.VEKIC(CRO) 7-5 6-3 ●日比野菜緒

96位23歳の日比野菜緒 52位21歳のベキッチ

第1セットは競り合い、どちらに転ぶか分からない。
3-3からのサービスゲームでは、5度のブレークポイントをしのぎ、12回目のデュースの末、キープ!
見事なゲーム、これで乗っていくと思っていたが。

日比野「大会前から調子が良かった。サーブ力に差がでてしまった。
ストローク戦では私に分があった。私の感覚ではすべて押している感じだった。」

「2015年ツアー優勝した時の決勝での相手がベキッチ。(その時は6-2,6-2)
しかし、昨年、クレーで簡単に負けたイメージの方が残っている。」

「尊敬している伊達さんに引退した時に、ダメ元でコーチをお願いしたけど「自分で頑張って!」と言われた。」

1/17全豪3日目オーダー・オブ・プレー
杉田祐一、西岡良仁のシングルス2回戦、
男子ダブルス:マクラクラン・勉
女子ダブルス:二宮真琴、日比野菜緒
ライブスコア

2018全豪オープン
本戦:1/15(月) – 1/28(日) 錦織圭不出場
オーダー・オブ・プレー
男子 杉田祐一、ダニエル太郎、西岡良仁、
男子本戦ドロー
男子ダブルスドロー

女子 大坂なおみ、日比野菜緒、奈良くるみ、江口実沙
女子本戦ドロー
女子ダブルスドロー

その他 本戦ドロー

2018全豪オープン予選
予選:1/10(水) – 1/13(土)
男子予選 添田豪、伊藤竜馬、内山靖崇
男子予選PDF

女子予選 尾崎里紗、加藤未唯、土居美咲、穂積絵莉、今西美晴、波形純理
女子予選PDF

記事:塚越亘/森下泰/小林粛/塚越景子 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D

テニスは強打だけではない! 大坂なおみ