1/19(金) 2018全豪オープン 5日目。

今日は昨日より暑かった。熱かったと書くべきぐらい、40度を越えた。

昨年に日本国籍を取得、日本デ杯チームの一員となったダブルス・スペシャリストのマクラクラン勉組が2016年全仏オープン・チャンピオンのペアーを破り見事16強となった。
昨年の全豪で大活躍し4強、期待大だった穂積絵莉(橋本総業)/加藤未唯(佐川印刷)組は残念ながら破れてしまった。

今日20日(水)は、大坂なおみ(日清食品)がセンターコートの第三試合で、初のグランドスラム大会16強入りを賭けて、第18シードのアシュリー・バーティと対戦する。
1/20 オーダー・オブ・プレー
現地16時?ごろ、日本時間だと14時ごろだろうか?

対戦相手は地元オーストラリア期待の21歳なので、応援が凄いことになるだろう。
WOWOW生放送、NHK録画放送。
日本からも応援して欲しい。
頑張れ大坂なおみ!
ライブスコア

マクラクラン勉 日本デ杯期待のデ杯プレーヤー

〇マクラクラン勉/STRUFF(GER) 4-6 6-3 6-2 ●9]F./M.LOPEZ(ESP)

マクラクラン勉と組むシュトルフ(27歳、ドイツ)は、昨夜フェデラーと対戦し4-6, 4-6, 6-7(4) と負けてしまったが、接戦をした男。(シングルス55位)
深夜に及んだ試合にもかかわらず、この朝は二人で練習をした真面目で頼もしいパートナーだ!
二人はお互いにパートナーを探していてインターネットでの見合い?即席ペアーだった。

マクラクラン勉 インタビュー
「グランドスラムの3回戦に行けてすごく嬉しい。」

「ランキングで入れる全豪のパートナーを探していたので、連絡があった時はすごく嬉しかった。
ここで初めて会った。」

「第1セットは相手がいいプレーしてきたけど、チャンスはある、ロペス組には勝てると思っていた。」

「二人ともサービスが良く、パートナーはリターンが良いから、思い切って動いてブレークできた。
パートナーはすごくエネルギーがあるし、怒らないし、フルでやっている。
ミスしたら、またやればいいとさらに強く打つ。」

「例え、Iフォーメーションで逆を突かれても、我々は飛びつく!
いつもギリギリで全部取るというフォーカスができている。」

「デ杯、ジャパンオープン優勝。
結構高いレベルの人と戦っていたので、自信はあった。」

「家族や友達が来てくれているので1回戦は勝ちたかった。緊張していたが。

「今日はリラックスできた。
ニュージーランドから友達が5人、クラブの人が10人ぐらい、たくさん来てくれた。
こっち側にはニュージーランド人、逆側には日本人。応援も力になった。」

「日本語は勉強していないが、いつも話しているので少し話せるようになった。
僕は勉、お兄ちゃんは力(りき)、今は僕のコーチ。
アジアシリーズでは大阪におばあちゃんが住んでいるので、そこにお世話になっている。」

「家でもほとんど日本食です。」

「日本国籍にして良かった。
(内山靖崇と組んだ)最初のATP大会、ジャパンオープンに優勝、デ杯。良かった。」

「誘ってくれたトーマス嶋田さんには感謝している。すごくいい人、すごくいいコーチ。
ツアー経験があるので、スケジュールやパートナーのことをいつも相談している。」

「他のスポーツはバスケットボール。趣味です。」

大活躍のマクラクラン勉は全豪オープン後は日本に来る。
2月2日(金)~2月4日(日)、岩手県盛岡タカヤアリーナで行われるデ杯ワールドグループのイタリア戦でプレー。 
デ杯 日本イタリア戦 情報

マクラクラン勉ペア8強入り を読む

頑張れ! 穂積絵莉/加藤未唯 シングルスも期待だ!

穂積絵莉/加藤未唯 残念ながら敗退

〇12]ATAWO(USA)/GROENEFELD(GER) 6-1 6-1 ●穂積絵莉/加藤未唯

穂積絵莉 インタビュー
「昨日と同じように先に仕掛けようとした。
その前にサービスとリターン、自分たちのミスが出てしまった。
相手はプレッシャーをかけてくるのが上手。打つところが狭くてミスさせられた。
相手のポジションが良くて、自分たちのプレーをさせてもらえなかった。」

「今日の相手はボレーにしてもストロークにしてもミスしなくて崩れない。
前衛のポジショニングがすごく良くて、特にフォアサイド側が打つところがないので、すごいと思った。」

「試合に入る前に38度、試合途中で40度超えて一度止まるのかな?と思った。
コート上はすごく暑かった。足の裏が焼けるのではないかと思った。」

「プレースタイルを変えるつもりはない。自分のベースを上げていこうと思っている。
底上げしたいと思っている。」

「昨年はでき過ぎだった。驚きだった。
1年たってダブルスをやって、私たちも知られるようになるし、同じ大会で活躍するのは厳しいと痛感している。
ただ、自分たちのプレーをすれば勝てると思っていた。
ダブルスランキングは今のままキープして、シングルスでウインブルドンダイレクトインするのが目標です。」

加藤未唯 インタビュー
「こっちから行くのとミスを少なくしてサービスキープをしたいと思っていた。」

「今日の相手はサービスやリターンが固い。ボレーもミスしないし、崩れない。
ドロップボレーが超うまかった。」

「昨年は2人とも連日良くて勢いもあって勝った。
それからはグランドスラムでもあまり勝てなくなった。
今日も自分たちの良さがでれば勝てたと思う。
今日は2人とも良くなかった。」

「私もプレースタイルを変えるつもりはなく、伸ばしていこうと思います。」
早くトップ100入りして、フレンチオープン本戦には出たい。」

記事:塚越亘/森下泰/小林粛/塚越景子 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D

初の四大大会出場その上16強となったマクラクラン勉