6月7日、2週間に渡った4大大会、全仏オープンが終了し、男女共に最新の世界ランクが発表された。
男子では、全仏オープンで2年振り5度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が、ロジャー・フェデラー(28歳、スイス)に替わり2009年6月22日以来の世界ランキング1位に返り咲いた。女子では、第17シードから初優勝を飾ったイタリアのフランチェスカ・スキアボーネ(29歳、イタリア)が、17位から6位へ大きく順位を上げた。


一方、女子では、3回戦で敗れた前年優勝者のスべトラーナ・クズネツォワ(24歳、ロシア)が、6位から19位へ、前年準優勝のディナラ・サフィナ(24歳、ロシア)は、1回戦で、クルム伊達公子(39歳)に敗れたことにより、9位から20位へ大きくランキングを落とした。
まさに女子は下克上、1つの大会の勝敗で大きく順位が変動する混戦状況となっている。
また、日本勢では、クルム伊達が、8つ順位を上げ64位に、森田あゆみ(20歳)は順位を4つ下げ104位となった。
男子では、錦織圭(20歳)が順位を45上げ、201位とし、添田豪(25歳)の125位に次いで、日本人2位となっている。
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