★ITFジュニアテニス・グレードA大会
■Wimbledon Junior- Wimbledon, Great Britain (Grass)
英国のロンドンで開催されている芝の4大大会、ウィンブルドン選手権は1日、ジュニア部門の女子シングルス準々決勝が行われ、第10シードでジュニア世界ランク9位の石津幸恵(17歳)が、第2シードで同ランク2位のKHROMACHEVA, Irina(15歳、ロシア)と対戦、6-1 6-2 で完勝し、見事に準決勝進出を決めた。


この日、上位シードのKHROMACHEVAから、第1セットは2つのブレークを奪い、僅か22分、6-1で先取すると、続く第2セットも、2-2で迎えた第5ゲームに先にブレークに成功しリードを奪うと、そこから3ゲームを連取し6-2で試合を決めた。試合時間、僅か55分、一度のブレークも許すことなく見事な勝利で準決勝進出を決めた。
高校3年生の石津は、昨年の大会で4強入りした井上雅(18歳)に続いての準決勝進出となった。
勝った石津は、準決勝では、第8シードのLaura Robson(16歳、英国)とTara Moore(17歳、英国)の勝者と対戦する。
石津は、ジュニアの大会と並行し、一般の大会となるITFサーキットでも5度の優勝(今季3勝)を挙げて実力を付けてきており、今大会での更なる上位進出に期待が集まる。