アメリカ、サウスカロライナ州で行われているボルボ・女子オープン(WTAプレミア)

この月曜日に自己最高ランキング21位になった大坂なおみ(日清食品)のフレンチ・オープン(5月27日開幕)に向けてのクレー・コート・シーズンが始まった。

第10シードの大坂はアメリカのジェニファー・ブレディ(82位)を6-4、6-4のストレートで破り、今季クレー初戦を白星で飾った。
大坂、2回戦で74位のL・シゲムンド(ドイツ)と対戦する。
昨年5月、クレーのイタリアンオープン1回戦で2-6,4-6 とストレートで敗れている相手、クレーでのテニスが試される。

土居美咲は惜しくも予選決勝で敗れた。

大坂なおみ今季初のクレーでの試合

大坂なおみクレーで勝利

二人は2014年に1度対戦、その時は4-6、4-6でブレディに負けていた。

第1セットの第2ゲーム、大坂のサーブ、15-40となってしまう。
ブレディにフォアのクロスリターンエースを決められ、サーブを落とす。
0-2と嫌な展開でスタートする。

しかし今の大坂は慌てない、フォアで攻め、0-40とブレーク・バックのチャンスを作る。
15-40からブレディのストロークはロング、ブレーク・バック。1-2。

続くサービスゲームで30-40とブレーク・ポイントを握られるが、キープ、2-2。

40-0からデュースにしてしまうが、キープ3-3。

第7ゲーム、ブレディのダブルフォルトなどでブレーク、4-3とリードする。

5-4、サービング・フォ・ザ・セット、
逆をつき、バックのダウン・ザ・ラインを決めて6-4で第1セットを取る。

第2セット、最初のブレディのサービスゲームをブレーク。
大坂はキープし、2-0。

大坂、5-3リード、ブレディのサーブの時、ダウン・ザ・ラインを決め、最初のマッチポイントを掴むが逃すと、続くサービスゲームでしっかりとサーブをキープし勝利した。

「クレーではラリーが続き、ポイントが長い。簡単にはウイナーがとれない」。そこが難しいと言うが、ゲームをリードされても、決して慌てない、インディアンウェルズ優勝する過程の実戦で培ったタフさだろうか。
試合後「今年は1から始めて楽しもうと努める」と大坂なおみ言った。

▽大坂なおみ
Youtubeボルボ・女子オープン

ボルボ・女子オープン
シングルスドロー
土居美咲組、青山修子組
ダブルスドロー
土居美咲、青山修子 予選挑戦
予選ドロー

$250,000WTA モントレー、メキシコ

Abierto GNP Segurosメキシコ女子オープン
April 2-8, 2018
〇2]M.Rybarikova(SVK) 64 63 ●尾崎里紗
〇3]L.Tsurenko(UKR) 67(2) 64 64 ●日比野菜緒
シングルスドロー
加藤未唯、今西美晴予選挑戦
予選ドロー

▽錦織圭 次の大会出場予定:4月16日~ATP100モンテカロ・オープン

自己最高21位の大坂なおみ トップ20入りも間近

記事:塚越亘/塚越景子 写真:ボルボ・女子オープン