★グランド・スラム
■US Open – new york, USA (Hard)
米国はニューヨークで開催されている今季最後の4大大会、USオープン(賞金総額10,508,000ドル、ハード)は、大会9日目となった9月7日、男子シングルスのトップハーフ4回戦4試合が行われ、第1シードで生涯グランドスラムを狙うラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が登場、スペイン勢同士の対戦となった第23シードのフェリシアーノ・ロペス(28歳、スペイン)との一戦を 6-3 6-4 6-4 のストレートで制し、準々決勝進出を決めた。
また、もう一試合のスペイン勢同士の対戦となった、第8シードのフェルナンド・ベルダスコ(26歳、スペイン)と、第10シードのダビド・フェレール(28歳、スペイン)の戦いは、5-7 6-7(8) 6-3 6-3 7-6(4) の大逆転でベルダスコが勝利し、こちらも準々決勝進出を決めた。


スペインの同胞対決となったベルダスコとフェレールの一戦、第1、第2セットを落とし後が無くなったベルダスコがサウスポーから繰り出される強靭なサーブとフォアハンドでフェレールに逆襲する。第3、第4セットはフェレールにブレークを許さず奪い返すと勝負はファイナルセットへ。そのファイナルセット、両者ともに高い集中力を維持したままタイブレークに突入、一時はフェレールがリードするも、またもやベルダスコが逆転に成功し、最後はフォアハンドのパッシングショットが決まりゲームセット。試合時間は4時間23分のマラソンマッチであった。これでベルダスコは昨年に続き2年連続で8強入りした。
また、この日、さらに長い4時間28分の大接戦を繰り広げたのは、第25シードで世界ランク27位のスタニスラス・ワウリンカ(25歳、スイス)と、アメリカ勢で唯一16強に残っている第20シードのサム・クエリー(22歳、米国)。3回戦で第4シードのアンディ・マリー(23歳、英国)を下し勢いに乗るワウリンカは、この日も好調さが光った。しかし、地元選手で期待の掛かるクエリーも一歩も引き下がらない。勝負はファイナルセットまで縺れ、7-6(9) 6-7(5) 7-5 4-6 6-4 という大接戦でワウリンカが勝利した。トータルポイントでは、ワウリンカが188点、クエリーが186点とその差は僅か2点であり、どちらに転んでもおかしくない戦いであった。
第12シードのミハイル・ユージニー(28歳、ロシア)は、ノーシードので勝ち上がってきたトミー・ロブレド(28歳、スペイン)を 7-5 6-2 4-6 6-4 で退け8強入りを決めた。
大会10日目となる9月8日は男子シングルス、ボトムハーフの準々決勝2試合が行われ、第2シードのロジャー・フェデラー(29歳、スイス)が、第5シードのロビン・セーデリング(26歳、スウェーデン)と対戦する。フェデラーは今年5月に行われた全仏オープンの準々決勝でセーデリングに敗れており(それまではフェデラーの12連勝)、雪辱なるか注目が集まる。
もう一試合は、第3シードのノバク・ジョコビッチ(23歳、セルビア)と第17シードのガール・モンフィス(24歳、フランス)の対戦。両者の過去のUSオープンの成績では、ジョコビッチは2007年に準優勝して以来、2年連続で4強止まり、モンフィスは4回戦が最高と、実績では差がある。ジョコビッチの力強い攻めに、コートカバーリングに定評があるモンフィスがどう対抗するか、興味を引かれる戦いになりそうだ。
いよいよ男子も8強が出揃った。頂点を目指し、チャンピオンの栄冠を懸けた男達の熱き戦いはまだまだ続く。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

グランドスラム:10,508,000ドル US Open

男子シングルス
準々決勝

【トップハーフ】
ラファエル・ナダル(スペイン)[1] vs フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)[8]
スタニスラス・ワウリンカ(スイス)[25] vs ミハイル・ユージニー(ロシア)[12]
【ボトムハーフ】
ガール・モンフィス(フランス)[17] vs ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[3]
ロビン・セーデリング(スウェーデン)[5] vs ロジャー・フェデラー(スイス)[2]

4回戦

【トップハーフ】
ラファエル・ナダル(スペイン)[1] 6-3 6-4 6-4 ●フェリシアーノ・ロペス(スペイン)[23]
フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)[8] 5-7 6-7(8) 6-3 6-3 7-6(4) ●ダビド・フェレール(スペイン)[10]