■ニッケ全日本テニス選手権85th
東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第85回ニッケ全日本テニス選手権、大会7日目となった11月5日は男子シングルス準々決勝の4試合が行われ、第1シードの伊藤竜馬(22歳)が第12シードの仁木拓人(23歳)に、5-7 6-7(1)のストレートで敗れる波乱が起きた。仁木は、喜多文明(21歳)と組んだダブルスでも決勝進出を決めており、今大会の台風の目となっている。


その他、第2シードで昨年の準優勝者、杉田祐一(22歳)は、第6シードの三橋淳(21歳)を、6-3 6-1のストレートで、第3シードの鈴木貴男(34歳)は、第8シードの松井俊英(32歳)とのベテラン対決を7-6(9) 7-6(5)と接戦の末に、そして第4シードの近藤大生(28歳)は、若手、第5シードの守屋宏紀(20歳)を7-6(3) 6-0のストレートで下して、それぞれ上位シード勢が4強入りを決めた。
近藤は、岩見亮(32歳)と組んだダブルスでも決勝進出を果たしている。
これで男子シングルスは4強が出揃った。この中で優勝経験があるのは、過去に3度の優勝を誇るベテラン鈴木貴男のみ。その他の選手は誰が勝っても初優勝となる。昨年優勝の添田豪(26歳)が不在の中、全日本の歴史に名を刻むのは誰か。テニスの聖地、有明では栄冠に向けた熱き戦いが繰り広げられる。
大会8日目となる6日は、男子シングルスの準決勝2試合が、センターコートの第2試合と第3試合で行われる。(第1試合の開始は午前11時)
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

全日本テニス選手権

男子シングルス
準決勝

仁木拓人[12] vs 鈴木貴男[3]
近藤大生[4] vs 杉田祐一[2]

準々決勝

【トップハーフ】
仁木拓人[12] 7-5 7-6(1) ●伊藤竜馬[1]
鈴木貴男[3] 7-6(4) 7-6(4) ●松井俊英[8]
【ボトムハーフ】
近藤大生[4] 7-6(3) 6-0 ●守屋宏紀[5]
杉田祐一[2] 6-3 6-1 ●三橋淳[6]

3回戦

【トップハーフ】
伊藤竜馬[1] 6-1 6-3 ●関口周一[15]
仁木拓人[12] 3-6 6-1 6-4 ●井藤祐一[7]