中国は広州で開催されている第16回アジア競技大会、11月18日に女子シングルス1回戦が行われ、第5シードで出場している森田あゆみ(20歳)が、世界ランク267位のPALKINA, Ksenia(20歳、キルギスタン)を6-1 6-1の圧勝で下し、2回戦進出を決めた。


この日森田は、出だしから5ゲームを連取するなど好スタートを見せ、2つのブレークで第1セットを先取する。第2セットに入っても森田ペースで試合は進み、結局相手に1度のブレークチャンスすら与えず、試合時間僅か1時間でPALKINAを圧倒した。
勝った森田は、2回戦で世界ランク306位のHSU, Wen Hsin(22歳、台湾)と対戦する。両者は2008年に1度対戦があり、その時は森田が7-5 6-2で勝利している。
本日19日には、日本勢から女子シングルス2回戦に、第1シードのクルム伊達公子(40歳)、第5シードの森田、女子ダブルス2回戦に第4シードのクルム伊達/森田組、男子シングルス2回戦に第3シードの添田豪(26歳)、第4シードの伊藤竜馬(22歳)、男子ダブルス2回戦に第5シードの近藤大生(28歳)/添田組、混合ダブルス2回戦に第7シードの瀬間友里加(23歳)/近藤組、第8シードの土居美咲(19歳)/鈴木貴男(34歳)組が登場する。
団体戦では男女ともに銅メダルで終わった日本、個人戦でのメダルラッシュに期待が集まる。

第16回アジア競技大会

男子シングルス
2回戦

添田豪[3] vs KHAN, Aqeel(パキスタン)
伊藤竜馬[4] vs GODAMANNA, Harshana(スリランカ)

1回戦

添田豪[3] BYE
伊藤竜馬[4] BYE

男子ダブルス
2回戦

添田豪/近藤大生[5] vs HUEY, Treat Conrad(フィリピン)/MAMIIT, Cecil(フィリピン)

1回戦

添田豪/近藤大生[5] BYE
○SOONG-Jae Cho(韓国)/HYUN-Joon Kim(韓国) 6-3 3-6 [10-7] ●鈴木貴男/松井俊英[7]

女子シングルス
2回戦

クルム伊達公子[1] vs ZHANG, Ling(香港)
森田あゆみ[5] vs HSU, Wen Hsin(台湾)

1回戦

クルム伊達公子[1] BYE
森田あゆみ[5] 6-1 6-1 ●PALKINA, Ksenia(キルギスタン)

女子ダブルス
2回戦

クルム伊達公子/森田あゆみ[4] vs LUANGNAM, Nudnida(タイ)/LERTPITAKSINCHAI, Nicha(タイ)
土居美咲/不田涼子 vs CHANG, Kai Chen(台湾)/HSIEH, Suwei(台湾)[3]

1回戦

クルム伊達公子/森田あゆみ[4] BYE
土居美咲/不田涼子 6-3 6-1 ●CHAKRAVARTHI, Rushmi(インド)/VENKATESHA, Poojashree(インド)

混合ダブルス
2回戦

土居美咲/鈴木貴男[8] vs ZHANG Ling(香港)/SAYER, Martin Christopher(香港)
瀬間友里加/近藤大生[7] vs 未定

1回戦

土居美咲/鈴木貴男[8] BYE
瀬間友里加/近藤大生[7] BYE
※カッコ[]内数字はシード順位、BYE:シードのため1回戦免除