3月4日から、敵地フィリピンでデビスカップのアジア・オセアニアゾーン・グループⅠの1回戦、日本対フィリピン戦が始まる。ワールドブループへの復帰を狙う日本は、シングルスNo1に世界ランク110位の添田豪(26歳)、No2に世界ランク171位の伊藤竜馬(22歳)が、ダブルスは、鈴木貴男(34歳)と、近藤大生(28歳)がペアを組んで臨む。


当初、出場を予定していた杉田祐一は「右太もも筋膜炎」のため近藤とメンバー変更、日本ダブルスランク1位の近藤は、デビスカップ初出場となる。
対するフィリピンは、世界ランク738位のセシル・マミート(34歳)を筆頭にチームを構成。これまでの対戦成績は、日本が17勝9敗とリードしており、2010年も1回戦で対戦(大阪)、日本が5-0で勝利している。日本はこの戦いに勝利すると、2回戦でニュージーランドとウズベキスタンの勝者と7月8日に、ワールドグループ入れ替え戦の出場権を賭けて対戦する。
デビスカップはシングルス4試合、ダブルス1試合で行われ、先に3勝した国の勝利となる。
今回の戦いは敵地となり、サーフェース(コートの種別)はシェルコート(貝殻を細かく砕いたコート)になる。暑さと、独特のサーフェースだけが不安材料となりそう。
なお、日本が狙うワールドグループは世界の強豪16カ国で構成されており、同じ日程で1回戦が行われる。
◆関連サイト
デビスカップ公式サイト
ライブスコア(日本テニス協会) セット毎のライブスコアになります

デビスカップ2011・アジア/オセアニアゾーン・グループⅠ 1回戦

日本 対 フィリピン

3月4日(金)日本時間11:00~

S1 伊藤竜馬 vs セシル・マミート
S2 添田豪 vs トレト・コンラッド・ユーイ

3月5日(土)日本時間13:00~

D1 近藤大生/鈴木貴男 vs ビセンテエルベルト・アナスタ/ジョニー・アルシヤ

3月6日(日)日本時間11:00~

S3 添田 豪 vs セシル・マミート
S4 伊藤竜馬 vs トレト・コンラッド・ユーイ