kunieda_20110522.jpg22日、福岡県飯塚市で行われている車いすテニスの国際大会、ジャパンオープンのシングルス決勝戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の国枝慎吾(26歳)が、第2シードで同8位の齋田悟司(39歳)を、6-0 6-1のストレートで下し大会6連覇を達成した。


国枝は、齋田と組んだダブルスでも藤本桂伸(35歳)/ベン・ウィークス(26歳、オーストラリア)組を、6-1 6-2のストレートで下して優勝。全仏オープン(フランス/パリ、クレー)に向けて国内で最高の結果を残した。全仏オープンの車いすテニス部門は、大会2週目に行われる。
国枝は全仏オープンでも2007年から4連覇中で、今年は5連覇の偉業を狙う。
◆国枝優勝スピーチ
「まず、大会を運営する方々、大会を支える2000人を超えるボランティアの方々に感謝します。
今年は震災の影響で外国人選手が少ない中、日本人選手の奮闘で盛り上がったと思います。
シングルスファイナルでは齋田選手と、ダブルスファイナルでは藤本・ウィークス選手と対戦できて楽しかったです。来年もまた飯塚で会いましょう。」
◆関連サイト
車いすテニスのルール
◆インターネットライブ中継「モバチュウ」
シングルス決勝・ダブルス決勝の録画がご覧になれます。
※写真:安藤晃、優勝した国枝(右)と齋田、クリックで拡大。